心の中を探る
面倒な仕事、辛い仕事は、できる限り避けたいと思うのが私たちです。
新年度になり、新しい仕事に出会ったり、困難な仕事を背負ったりする事もあります。
負と感じるだけで、仕事への意欲が下がってしまいます。本来持っている力の何割か下げて仕事をする事になります。
これは、仕事そのものに問題があるわけではなく、その仕事をどのように受け取るか、その受け取り方で決まります。
その受け取り方が、否定的になるのは、その仕事を自分の過去の体験経験から判断する事が多いようです。
・仕事の内容がわからず、苦労した体験
・失敗して辛い思いをした体験
・面倒で、仕事に多くの時間を費やした経験
・思う成果が出せなかった体験
など、負ととらえた体験経験が、受け取り方を判断する材料になっています。
面倒でも、辛くても、不安を抱える仕事であっても、その捉え方を変えると、感じ方も変わってきます。
例えば、
・この仕事は、能力を高める事に役に立つ仕事だ。
・この仕事は、願いを達成するために必要だ。
・この仕事を通して、新しい人間関係を築く事ができる。
・この仕事を通して、自分を磨く事ができる。
・この仕事を通して、信頼を得る事ができる。
・この仕事を通して、仕事に自信が持てるようになる。 など
過去に目を向けるのではなく、仕事のできる未来の自分をイメージすると、
面倒な仕事や辛い仕事であっても、
・そのためならば、努力してみよう。
・そのためならば、ちょっと我慢してみよう。
と、前向きに捉える事ができるようになります。
脳は、思っているよりも単純です。ですから、上手に使えば、生き方を変える事もできます。