自問自答

　ここのところトラブルもなく、穏やかに過ごす事が多くなったように感じます。
　思い通りにならない事があったり、思わぬ予期せぬ出来事が起きたりと山あり谷ありです。そのため、喜んだり、悲しんだりすることはありますが、さほど大きな変化にはならず、感情の揺れも小さくなったように思います。

　その分自問自答する事が多くなった気がします。
　「何故あんな言葉を口にするのだろう。」
　「あの言い方を変えた方が良かったかもしれない。」
　「あんな言葉を使っては、誤解を生むかもしれないな。」
　「意図は伝わっているだろうか。」
　「話し方はよかっただろうか。誤解されていないだろうか。」　など

挙げればきりがありません。

　言葉に責任をもつと決め、毎日の生活の振り返りの中でやっている事が大きいように思います。

　感情と言語はくっつきやすく、感情が高ぶると無意識のうちに言葉が飛び出してしまいます。

　言葉に責任をもつ事を意識していると、感情的に言葉が出てしまいそうになるのを止め、言葉を選ぼうと、一瞬立ち止まります。
　グッと堪える感じがあります。

　立場を越えて両者が上手く行く言葉はないか考えるのですが、なかなかすぐには言葉が見つかりません。
　仕方なく、いつもの言葉を使ってしまう事になりますが、冷静になって後から考えることになります。これを繰り返している毎日です。

　ただ、少しずつ冷静になって言葉を使おうとする場面が増え、感情の揺れを小さくしてきたように思います。

　癖はなかなか変わらないものですが、諦めることなく続ければ、次第に変化していくようです。

　これからも、自問自答する毎日が続きます。でも嫌ではありません。