スランプを乗り切る

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 順調に伸びてきた記録が、いつの間にか伸びなくなり、スランプに陥る事があります。
 原因もわからず、何をすればよいのかわからないため手の打ちようがありません。

 スランプが長引く原因の一つに脳の使い方が、考えられます。

 脳は、「わからない」状態を嫌うため、何とかして埋めようします。
そこで、さまざまな原因を考えたり、取り組み方えを変えたりします。
 失敗を重ねるため、次第に自信も失せ、負の感情が湧き上がり、次第に内に籠ることになります。
 この事が続くと、視野も狭くなり、ますます原因が見つけにくくなり、記録が益々落ちていくことになっていきます。
 まさに悪循環を繰り返しているため、スランプが長く続くことになります。

 この流れを変えるためには、

「諦める」

が、重要になります。

 初めに「スランプに陥っている」と考えているから、悪循環が始まってしまいます。
 ですから、「スランプに陥っている」と考えなければ、悪循環が始まりません。

・スランプは、必ず、起こるものだ。
・スランプは、誰もが経験するものだ。
・スランプと決めても何も解決しない

これを自分に言い聞かせて、感情が湧き上がる前に「仕方がない。」と諦めます。

 諦めたら何をするか?

 悲観的な結果を考えず、努力して記録を伸ばしていた頃の自分を湧き上がらせ、集中して精一杯取り組みます。
 「これをしていれば、必ず伸びるはずだ。」と、自分に言い聞かせながら、やり続けることになります。
 諦めることなく、これを貫いていくと、脳は、この根拠のない自信が、あたかも本当であると受け止めて、協力してくれます。
 前向きな感情も湧き上がり、努力をし続けるように支えてくれます。

 根拠のない自信は、疑う事ではありません。
 ただ、信じるだけです。信じ続ける事で救われます。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

須田敏男プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長年にわたる小学校の教頭の経験を活かした家庭支援のプロ

須田敏男プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼