失敗はない?
順調に伸びてきた記録が、いつの間にか伸びなくなり、スランプに陥る事があります。
原因もわからず、何をすればよいのかわからないため手の打ちようがありません。
スランプが長引く原因の一つに脳の使い方が、考えられます。
脳は、「わからない」状態を嫌うため、何とかして埋めようします。
そこで、さまざまな原因を考えたり、取り組み方えを変えたりします。
失敗を重ねるため、次第に自信も失せ、負の感情が湧き上がり、次第に内に籠ることになります。
この事が続くと、視野も狭くなり、ますます原因が見つけにくくなり、記録が益々落ちていくことになっていきます。
まさに悪循環を繰り返しているため、スランプが長く続くことになります。
この流れを変えるためには、
「諦める」
が、重要になります。
初めに「スランプに陥っている」と考えているから、悪循環が始まってしまいます。
ですから、「スランプに陥っている」と考えなければ、悪循環が始まりません。
・スランプは、必ず、起こるものだ。
・スランプは、誰もが経験するものだ。
・スランプと決めても何も解決しない
これを自分に言い聞かせて、感情が湧き上がる前に「仕方がない。」と諦めます。
諦めたら何をするか?
悲観的な結果を考えず、努力して記録を伸ばしていた頃の自分を湧き上がらせ、集中して精一杯取り組みます。
「これをしていれば、必ず伸びるはずだ。」と、自分に言い聞かせながら、やり続けることになります。
諦めることなく、これを貫いていくと、脳は、この根拠のない自信が、あたかも本当であると受け止めて、協力してくれます。
前向きな感情も湧き上がり、努力をし続けるように支えてくれます。
根拠のない自信は、疑う事ではありません。
ただ、信じるだけです。信じ続ける事で救われます。