中道を生きる
白紙時代と言われる中国の若者の生き方を紹介する番組が報道されました。
言論統制を受けることなく、自由に表現できる日本に生まれたことは、とても幸せだと思います。
ただ、日本においても言論統制を行なった時代があり、その中で生き抜かれた人もいます。
他人事ではなく、自分事として考える事の大事さを感じます。
日本では、愛国心という言葉が全体主義につながり、戦争と結びつくと言って避けようとする風潮があるように感じます。
一方で、世界で活躍する日本人を応援したり、自慢したり、憧れたりする人や日本の自然の美しさを紹介したり、豊かさを体験したりする人がいます。
日本人として日本を愛することは自然な姿であり、日本のために尽くすことは、素晴らしい姿だと思います。
報道で取り上げられた白紙時代と呼ばれる中国の若者たちは、自国を愛する気持ちが根底にあるように思います。
言論統制の影響を受けていても発言し続けている姿を見ると応援したくなります。
目の前現れるエゴを乗り越えてて、純粋に国を愛することができるから辛さを乗り越える事ができるように思います。
この中国の若者を見ていると、今の日本人にどれだけ純粋に日本を愛するいるのだろうと考えてしまいます。
私は、この愛国心は、郷土愛から生まれるのではないかと考えています。
そして、郷土愛がなければ、国を愛することもできないのではないかとも思います。
(例えば、過去の戦争で戦地に出向かれた多くの方は、家族や地域の未来永劫の幸せを願って出兵されています。心の拠り所が家庭や地域にありました。)
今の日本では、時代の流れでしょうか、この郷土愛が薄くなっている人が多くなっているように感じます。
魅力のある地域でなければ、地域を見向きもしない人が増えています。
地域に魅力を創り出す努力をする人こそが、郷土愛に満ち溢れている人だと思いますが、なかなか見つかりません。
せめてボランティアであっても地域の魅力作りに参加できる人を増やしたいと思います。
この報道番組を見ながら、一人でも多くの人が、郷土を愛し、郷土のために尽くす人になってもらえるよう努力したいと思いました。