目標の持ち方
初めから無理だと思うような習慣は、身につける事はできませんが、身につけたいと思ったよい習慣は、大概身につける事ができます。
それは、習慣を身につけた自分をイメージする事ができるからです。
具体的なイメージができるという事は、行動に移している事になります。
習慣になるかは別として、行動する事ができれば、それを続ける事が、習慣になります。
習慣には、行動習慣と思考習慣があります。
ここで取り上げた習慣は、行動習慣ですが、「やると決めた事は、必ずやる」という思考習慣を身につけている人は、習慣化しやすいことになります。
やると決めた事をするという思考習慣を身につけた人は、
できそうにない状況になった時、できるための対応を考えます。
例えば、
時間を見つけてできないか
量を少なくしてできないか
別のものに置き換えてできないか など
できるための対応を考えます。
一方、この思考習慣がなければ、できない理由を簡単に探し出します。言い訳をして、できなかった理由を挙げて、自分を許してしまいます。
例えば、
・忘れていた
・する時間がなかった
・別の要件があった
・他人の影響があった など
そして、多くの場合、人からも、「それじゃあ、できなくても仕方がないね。」と共感を呼ぶように、仲間を巻き込んで、できない事を正当化してしまいがちです。
また、思考は、身体よりも意思に近いため、行動習慣を身につける前に思考習慣を身につけた方が、習慣化しやすいように思います。
そのため、これは、意思を強くすることにも役立ちます。
なかなか習慣化できない裏には、習慣化を邪魔する思考習慣が身についているかもしれません。
・非を避けようと直ぐに人のせいにする。
・直ぐに「できない。」と弱音を吐く。
・プラス思考よりもマイナス思考しやすい。
・自己主張するよりも他人の主張を聴きたがる。
・できない時の言い訳を事前に用意しておく。
・困ったら、直ぐに誰かに相談したがる。
・事実を確認せず、他人の話を直ぐに受け入れる。 など