須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 盆踊りの練習に遅れて参加したところ、急に挨拶をしてほしいといわれ、すぐに何を話せばよいのかわからないまま、思いついたことを話しました。
 言葉が見つからず、うまく話ができませんでした。
 他の方からも話があり、比較してみました。

 「いつもの癖が、出てしまったな。」と、反省しました。
 
 メールなどでの会話も同じで、相手への配慮を欠き、最初に伝えたい事が、ふと浮かび、書いてしまいます。

 メールの場合は、書き言葉なので、読み返して、相手の状態や思いに配慮した言葉がないことに気づき、最初にその言葉を加える事が多くあります。
(例、「いつもお世話なります。」「先日はありがとうございました。」「体調は、いかがですか。」「楽しい時間でした。」「ご意見、ありがとうございました。」など)

 話す内容を事前に準備してあるときには、少なからず、相手を気遣った言葉を用意しておくのですが、今回のように突然では、なかなか同じようにはいきません。

 「どんな思いでこの場に来ていただいているのだろう。」
 「今はどんな気持ちをお持ちなのだろう。」

などと相手の思いを巡らさず、話してしまいます。
 この集まりの目的、意義、意味、効果などが頭に浮かび、それをどのように話せばよいかを考えています。

 そのため、全体として、難しい話、硬い話といった感じになってしまいます。

 焦点が常に内側に向かっているため、なかかな外側に向きません。

 癖には、行動だけでなく、思考の癖があります。

 この思考の癖は、言葉と密接に結びつくため、行動の癖以上に相手に与える影響が大きくなります。

 気づけば直すことができますが、気づかないとなかなか直せません。

 今回、他の方と比較することができたため、何とか気づくことができました。
 
 話し言葉も書き言葉と同じように振り返ってから言葉を選び、その後、話をしようと思いました。

 直ぐには直せませんが、繰り返すことで、何とかなると思います。

気をつけたい事
 振り返る・・・・・言葉を口に出す前に深呼吸をしてみよう
   (立ち止まる機会ができそうです。)

 言葉を選ぶ・・・・相手の状態に合う言葉を見つけよう
   (相手をよく観察することが役立ちそうです。)

 話す・・・・・・・表情(笑顔)や姿勢(立腰)に気をつけよう
   (安心して受け入れられる状態作りが役立ちそうです。)

この3つに気をつけて、会話を楽しみたいと思います。
あとは、日々の実践があるだけです。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

須田敏男プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長年にわたる小学校の教頭の経験を活かした家庭支援のプロ

須田敏男プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼