依存と自立
盆踊りの練習に遅れて参加したところ、急に挨拶をしてほしいといわれ、すぐに何を話せばよいのかわからないまま、思いついたことを話しました。
言葉が見つからず、うまく話ができませんでした。
他の方からも話があり、比較してみました。
「いつもの癖が、出てしまったな。」と、反省しました。
メールなどでの会話も同じで、相手への配慮を欠き、最初に伝えたい事が、ふと浮かび、書いてしまいます。
メールの場合は、書き言葉なので、読み返して、相手の状態や思いに配慮した言葉がないことに気づき、最初にその言葉を加える事が多くあります。
(例、「いつもお世話なります。」「先日はありがとうございました。」「体調は、いかがですか。」「楽しい時間でした。」「ご意見、ありがとうございました。」など)
話す内容を事前に準備してあるときには、少なからず、相手を気遣った言葉を用意しておくのですが、今回のように突然では、なかなか同じようにはいきません。
「どんな思いでこの場に来ていただいているのだろう。」
「今はどんな気持ちをお持ちなのだろう。」
などと相手の思いを巡らさず、話してしまいます。
この集まりの目的、意義、意味、効果などが頭に浮かび、それをどのように話せばよいかを考えています。
そのため、全体として、難しい話、硬い話といった感じになってしまいます。
焦点が常に内側に向かっているため、なかかな外側に向きません。
癖には、行動だけでなく、思考の癖があります。
この思考の癖は、言葉と密接に結びつくため、行動の癖以上に相手に与える影響が大きくなります。
気づけば直すことができますが、気づかないとなかなか直せません。
今回、他の方と比較することができたため、何とか気づくことができました。
話し言葉も書き言葉と同じように振り返ってから言葉を選び、その後、話をしようと思いました。
直ぐには直せませんが、繰り返すことで、何とかなると思います。
気をつけたい事
振り返る・・・・・言葉を口に出す前に深呼吸をしてみよう
(立ち止まる機会ができそうです。)
言葉を選ぶ・・・・相手の状態に合う言葉を見つけよう
(相手をよく観察することが役立ちそうです。)
話す・・・・・・・表情(笑顔)や姿勢(立腰)に気をつけよう
(安心して受け入れられる状態作りが役立ちそうです。)
この3つに気をつけて、会話を楽しみたいと思います。
あとは、日々の実践があるだけです。