区切りをつける
防災用に無線機を購入しようと考えていますが、メンバーのみなさんは、無線についての知識が不十分で、係の方も困っていて、なかなか前に進みませんでした。
そこで知り合いに無線機を使っている方がいたので、相談しました。
通信の状況を実際に調べて、使用できるかどうか、調査をする事になり、実際に無線機を使って調べてみることになりました。
調査をしながら、無線について色々教えていただき、必要な付属品についても知る事ができました。
地形を考え、色々な場所に移動しながら、その状況を調べる事ができ、かなり広範囲で通信可能な事がわかりました。
これで何とか無線機購入に向けて一歩進める事ができます。
願いを実現するには、やはり願いに合った行動をする事が一番大事だと改めて感じました。
購入に向けてなかなか進まなかった原因を考えてみると、
・無線機の購入について、多くのメンバーが他人任せになっていた
係からの提案があり、購入について異論がないので、あとは係が最適な物品を揃えてくれると考えていた。
・メンバー全員、無線についての知識が十分でなかった
最適な物品を選ぶための無線についての知識がなく、係に助言する事ができない。
・無線購入について、関心にばらつきが合った
係の困り事について、対応できる情報を収集する努力を怠っていた。
自分の仕事と係の仕事と分けている事がわかります。
それぞれ仕事を抱えながらの活動であるため、任された仕事をするだけで、なかなか他の係の仕事まで考えるゆとりがないのが、実情です。
(視野が狭くなり、任され仕事だけを考えています。)
しかし、誰かが、動かないと前に進みません。
困った事が起きた時に支え合うためにも日頃の支え合いが大切だと改めて感じました。
係の困り事にもっと早く対応できればよかった(視野を広げて、全体を眺めることができればよかった)と、対応の遅れに申し訳ない気持ちになりました。
他人事にせず、自分事として、一緒に活動する事が願いの達成に役に立つと思いました。
無線機購入に関わる人の動きは、日常生活にも当てはめて考える事ができます。
仕事分担をすると、どうしても視野が狭くなり、分担した仕事をすればよいと考えがちです。
仕事全体から考えれば、任された仕事だけすればよいことにはなりません。
分担した仕事それぞれ全てが上手くできないと仕事をしたことにはなりません。
助け合いが必要です。仲間のために動くことで仕事が進みます。
仕事全体を見ながら、それぞれの仕事に気を配り、手助けする事はないか考えを巡らし、行動することで、滞りなく仕事が進むように思います。
任された仕事への責任を問題にしても仕事は前に進みません。
視野を広げて全体を眺め、動ける事はないか探して動く事が、他人事を自分事にすることのように思いました。
そして、この視野の広さがあれば、任された仕事に振り回される事なく、余力をもって任された仕事ができるように思います。