ストレスは、自分の中にある
久しぶりに妻と公園に出かけました。
桜の満開時期は過ぎましたが、多くの人で賑わい、マスクをしている人も少なく、次第にコロナ前の様子が戻りつつあります。
自然の中で、太陽の光を浴び、爽やかな風を浴びながら、ゆったりとした時間が流れています。
リスが木々の間をかけていく姿を発見し、写真を撮る人、満開の桜を見つけ、桜の木をバックに記念写真を撮る人、ベンチに腰掛け、日光浴をしている人など、思い思いに楽しい時間を過ごしているようです。
ストレスを感じる事もありません。日常生活を忘れ、会話を楽しむことができました。
時間に追われた日常生活とは異なり、自然に包まれ、生かされている自分を感じるひと時になりました。
自然のエネルギーが、私たちの心を豊かにし、自然が放つエネルギーを分け与えられている感じがします。
昔、「幸せな人は、どんな人か?」という問いに対し、「幸せを感じる時間の長い人」という返答を聞いたことがあります。
何もなく、ただ自然の中にいるだけですが、幸せを感じます。幸せな時間を味わっています。
汗水流して、幸せをつかもうと必死になって働いてきた私ですが、身近なところに沢山の幸せがあることを見落としてきたかもしれません。
側にいてくれる人がいる
自由に話せる環境がある
安心して行動できる場がある
思い通りに動いてくれる身体がある
幸せを感じる感情がある
豊かさを創り出す心がある
私を生かしてくれる人がいる
そして、幸せを感じる時間がある
幸せは、創り出すものではなく、見方を変えれば、既にあるものかもしれません。
のんびりとベンチにすわり、雲ひとつない青空を見上げ、こんな事を考えながら、深呼吸をしていました。