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ここ数ヶ月の体重の記録をみると、以前よりも1キロ程度増えています。
運動を毎日続けられるようになってきているので、多少減ってもよいと思っていたのですが、どうも落とし穴があったようです。
それは、一言で言うと「気の緩み」です。
以前程「食べる」事へのこだわりがなく、
「運動しているから、この程度ならばいいだろう。」
と、自分自身を甘やかせてきたように思います。
身体は、自分の意思とは無関係で、刺激に反応します。
鍛えれば、鍛えただけの身体になり、食べれば食べただけの身体になります。
当然と言えば当然です。
ただし、身体は、感情程短期で反応する事は少なく、反応としてわかるには、かなり長期になります。その分、変化が気づきにくくなります。
感情は、その時々の刺激に直ぐに反応するため、変化がわかりやすいため、思考はその反応に合わせて動き出します。
身体が強い刺激にさらされた時(お腹が痛い時、頭痛がする時、怪我をして痛い時など)には、思考は協力しますが、日常生活では、感情に協力する方が多いように思います。
今回の場合、
目の前に美味しそうな食べ物が現れると、「食べたい。」と感情が動き、思考が「運動しているから、この程度ならばいいか。」と協力して身体を食べる行為へと走らせてしまっていたのです。
身体は、強い刺激にはならないため、受け入れるしかありません。
これを止められるのが、意思です。
今回、意思が働くきっかけになったのは、ある本を読んで、「ほどほど」の大切さに気づき、刺激を受けたからです。
そして、毎日体重計に乗り、それを記録し続けてきた事が、身体の変化に目を向けさせてくれました。
ほんの些細な体重の変化ですが、このまま放っておけば、意思を働かせず、感情の奴隷になったように思います。
今ここで、立ち止まり、自分を見つめ直す事にしました。
食べたがる自分(A)
得たいもの・・・・甘え
・温かい雰囲気に包まれた感じがします
・安心して自分の世界を楽しんでいます。
・いつも守られている感じがします。
・愛されている感じがします。
・制限がなく、のびのびと自由に活躍しています。
制限をする自分(B)
得たいもの・・・成長
・前向きに生きている感じがします。
・明るく元気に振る舞っています。
・次から次へと新しいものを生み出している感じがします。
・強さや逞しさを感じます。
・エネルギーの豊かさを感じ、柔軟性を発揮しています。
両者が生きる新しい世界とは?
信頼し合い、互いのよさが生きる世界
(共通の目標)
理解を深め、よさを取り入れる柔軟性をもつ
私は、(A)の温かい包容力を使って、理解を深め、(B)の豊かな創造性を生かして、共に生きる世界を目指します。
・相手を気遣う優しさに溢れています。
・少しの変化でも気づき、補おうとしています。
・つまずいた時にも、一緒に寄り添い、痛みを分かち合う事ができます。
・新しい取り組みを生み出すエネルギーを感じます。
もっと身体を労り、身体に優しい生活をめざしたくなりました。
限界に挑戦する時にも、身体に許可をもらいったり、食べたい気持ちが湧き上がった時、思考で動かず、一旦立ち止まって、意思が顔を出せるようにしたりしようと思いました。
まずは、1キロ減を目標にこれからの生活を改善したいと思います。