平静で穏やかな時間

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 会話を通して、多くのことを学んでいる事は、言うまでもありません。
 逆に言葉を制限する事で、学びが制限され偏る事を、ロシア化を進める悲惨な状況から学ぶ事ができます。
 
 起きている戦争のような極端な出来事だけでなく、私たちの日常生活そのものも同じように思われます。

例えば、
 家庭の中で、夫婦で相手を攻め合っていると攻める会話が多く使われて、仲の良い夫婦生活を送る事はできません。
 また、喧嘩ばかりしていれば、いがみ合う言葉が多く使われて、仲の良い友達関係を築く事はできません。
 
 嫌な感情をもっているから、嫌な言葉を選んでいるのかも知れませんが、一旦嫌な言葉を使い始めると感情が高ぶり、益々嫌な言葉を使うようになります。

 このような怒りだけでなく、悲しみや、苦しみ、喜び、楽しみなども同様です。
 悲観的な人は、悲観的な言葉をよく使いますし、楽観的な人は楽観的な言葉をよく使います。
 感情に流れていると、視点を変え、いつもと違う言葉を選ぶ事は、なかなかできません。

 逆に、平静で穏やかな状態の時は、視野が広がり、様々な言葉を受け入れる事ができます。

 この事から考えると、平静で穏やかな状態であれば、偏りなく、多くの言葉を受け取る事ができ、自分を磨く事ができると考える事ができます。

 困った事があったり、悩んでいたりする時には、かなり感情的になっているため、使う言葉や受け取る言葉は、偏っていると考える事ができます。

 こんな時こそ、平静で穏やかな状態を保つ事が重要になります。

 平静で穏やかな時間・・・・常にこの状態を保つ事はできないので、少しでもこの状態を意識する時間

 こんな時間を使うと、問題解決のための言葉が、偏りなく受け取る事ができます。

 私の場合、早朝の静かな状況は、「平静で穏やかな時間」になります。

 読書をして、多様な言葉を受け取り、自分を磨く時間に使っています。また、多くの言葉を受け取るため、問題解決の知恵も浮かびやすくなっています。

 平静で穏やかな時間が、ありますか?
そして、
 その時間があれば、どんな言葉を受け取っていますか?

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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