企業に求める教育力
子ども家族が集まっての食事会をしました。コロナの影響で、全員集まる事ができませんでしたが、久しぶりに大勢集まって楽しいひと時を過ごすことができました。
子どもたちの話題は、もっぱら孫の教育に関わる話でした。
年齢の近い孫が多いため、すぐに役立つ情報が多いようです。
置かれた状況は異なっていますが、親として精一杯頑張っている子どもたちの姿を見て嬉しくなります。
孫同士も一緒に遊んだり、趣味の話をしたりと仲良く過ごしていました。
子どもたちや孫たちにとっても有意義な時間を過ごす事ができたように思います。
兄弟であっても家庭を持つと、なかなか会う機会がありません。
どうしても家族中心に生活が回っているため、家族の時間が優先になります。
それでも、時間を調整して集まる事ができるのは、正月に親の元に集まるという共通の目的がある事が考えられます。
その核となる親の存在が重要な役割を果たしているように思いました。
今回は妻が調整役として核となって動いてくれたことで食事会を開くことができました。
振り返ってみると、この食事会での自分の役割は、何だったのだろうと思いました。
食事会の会場準備のために、テーブルを移動させたり消毒したりしました。また、食事の準備であちこちに買い物に出かけたり、テーブルの上に飲み物や料理を並べたりしました。また、食後の後始末をしたり、孫が遊ぶ卓球台の準備をしたりしました。
これら全ては、子どもや孫たちが楽しむための環境作りになります。
食事会の最中は、自分から話題を提供することなく、もっぱら聞き役をしていました。
つまり、私は、目立つことのない裏方や脇役をしていました。
自分の中には、「主役でいたがる自分」が、見え隠れしますが、今回は、その自分が現れず、裏方や脇役をしている事に何の違和感もありませんでした。
きっと、子どもや孫たちが幸せに暮らしていることに安心し、そのために少しでも支援ができたらいいなと思っていたからだろうと思います。
地域の人に対しても同様の気持ちでつながる事が、地域の皆さんの幸せにつながるように思いました。
二十歳の集いでの祝辞では、今回のような親の立場から、二十歳の皆さんの幸せにつながる言葉を述べる事が役立つと思いました。