行き詰まりの解消
北朝鮮のミサイル発射の機会が増え、北朝鮮の脅威を感じ、防衛費を増額する方向で日本が動き出しました。
中国政府は、この動きを警戒し、「非常に危険だ」と批判しました。
北朝鮮がミサイルを発射するのも、西側の動きを脅威と感じての動きだと思います。
中国政府も日本の動きを脅威と考えれば、対抗措置を出してくることは必然だと思います。
脅威を感じるから対抗するということであれば、いつまで経ってもこの問題から抜け出すことはできません。
お互いに命の危険を考えての対応ですから、止めることができないと思います。
同様にロシアがウクライナを侵攻したのも、西側諸国の脅威を感じたための行動と考えると、全く同じ構造になっています。
私たちが、自分の立場を優先し、相手を攻撃することは、日常茶飯事です。
それが、個人のレベルではなく、国のレベルで起きていると考えることができます。
国を動かすリーダーの考えで、国が動いています。
北朝鮮・・・・・金 正恩
中国・・・・・・習近平
ロシア・・・・・プーチン
アメリカ・・・・バイデン
一人の人間の意思が、国を動かすと考えると、誰に任せるかということは、とても重要になります。
そして、家庭や職場や地域など、いろいろなレベルにも必ずリーダーがいます。
そのリーダーによってその組織が動くと考えると、こちらでもリーダーの在り方がとても重要になります。
自分自身を眺めたとき、いろいろな場面でいろいろな自分が顔を出します。
葛藤は、葛藤する場面に現れる2人の自分が攻めぎ合っていると考えることができます。まるで内なる戦争のようです。
お互いが主張し合っているうちは、葛藤が続きます。
この2人の自分をまとめる存在(本当のリーダー)が必要です。
一方を選択するのではなく、両方を生かすように上手くまとめることができれば、葛藤は消え、心が落ち着いていきます。
お互いのよさを生かしながら、同じ目標に向かわせる・・・そんなリーダーが必要です。
穏やか生活が送れるよう、まずは自分の内なる戦争をやめさせよう思います。
例えば、
・悪い習慣をやめたい時、やめたがっている自分とやめることを拒否する自分が争います。
やめたがって自分のよさは何か? → 例えば、健康を思う
やめることを拒否する自分のよさは何か? → 例えば、安らぎを思う
やめる事ためにそれぞれのよさをどのように役立てるか考えます。
例えば、健康的で安らぐ「入浴」を悪い習慣の代わりに行う
このように、穏やかに過ごしたいという思い(リーダー)が、内なる戦争をやめさせ、行動を変えることになるように思います。
一つ一つの問題に誠実に向き合い、解決のための手を差し出すリーダーを自分の中に育てたいと思います。