挨拶で活気を取り戻す

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 挨拶を交わす事は、人とのつながりを作るきっかけになります。
 しかし、コロナ禍で、人との関わりを出来るだけ縮小してきた事に慣れてきた今、かなり挨拶を交わす場面が少なくなってきたように感じます。
 小学校と地域の関係者が集う会議でも、このことが話題になり、地域活動を支える立場から、危機感を感じています。

 そして、参加するいろいろな会議の場でも、少しずつ話題になることが増え、挨拶運動の気運が高まってきました。

 今がこの運動を始めるとよいのではないかと感じ始めています。

 挨拶も歯磨きと同じように1つの「習慣」になります。

 私は、習慣を身につけるためには次の4つを大切にしたいと考えています。
1 目標を明確にする
2 環境を整える
3 目標に意識を向ける機会を増やす
4 習慣のよさを味わう

 これを挨拶運動に当てはめて考えると、

1 挨拶運動を通してどんな地域にしたいか
2 挨拶運動では、どんな活動を誰がするのかを明らかにする
3 挨拶運動の取り組みや進捗状況を話す機会を定期的にもつ
4 挨拶運動の成果を広報する

 この事をイメージしていると、不思議な事に、いろいろなアイデアが浮かんできました。

 挨拶運動チラシ作成、挨拶運動週間、挨拶の日、挨拶の標語、挨拶のぼりの制作、挨拶川柳、挨拶名人探し、広報紙の発行、挨拶運動推進替え歌、「ありがとう」の詩集・・など

 地域の活動は、学校教育や家庭教育のように強い縛りはありません。多くの協力者があれば、自由な発想で活動を展開することができます。
 
 自治会への関心が弱くなり、加入者が減っていく現実を変えるためにも夢のある地域づくりをする必要があります。

 多くの方を巻き込んで、この挨拶運動を通して、活気のある地域づくりを進めたいと意を強くしました。

 息の長い地域活動になりそうですが、この気持ちをもっていると子どもから大人まで、明るい挨拶を交わしている住民の姿が浮かんできます。

 まずは、何から始めようかな。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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