依存と自立
市長との懇談会に参加しました。
テーマは、持続可能な地域の各種団体の活動です。
この懇談会に向けて、自分なりに整理して1枚にまとめた資料を作成しました。
資料を作りながら気づいた事があります。
この活動の根底には、「郷土愛」が必要だという事でした。
好きな地域のために苦を乗り越えて、自分に出来ることを見つけていく活動になっているように思いました。
そして、一人ではできないことをみんなの力を集めて、一緒に乗り越えていくことが持続可能な地域を育てていく事になるのだろうと考えました。
年齢も性も、経験も、見方・考え方も、一人ひとり違います。
それでも、好きな地域のために、それぞれのよさを生かしながら、力を合わせる時には、大きな力で地域を動かすことができます。そして、持続可能な活動になっていきます。
こんな仲間と一緒に活動ができたら、楽しいだろうなとワクワクしてきます。
ふと気づいたのですが、これは、自分自身に置き換えることができると思いました。・・・自分の中にSDGsを作る
自分の中にも色々な自分がいます。
誠実な自分、責任感が強い自分、利他的な自分、自分に厳しい自分、公平な自分など、また一方で、不誠実な自分、無責任な自分、利己的な自分、自分に甘い自分、不公平な自分もいます。
時と場合によってうまく使い分けているように思いますが、悩んだり、苦しんだりする時は、この両極の自分がぶつかり合っているように思います。
このぶつかり合う時に、好きな自分を生かすために、どの選択をし、何をすればよいのかを決め、決めた行動をし続けることが、持続可能な取り組みになるように思いました。
言い換えるとこれは、「自分のよさを生かしながら生きていく事」になります。
苦しい事や辛いことがあっても、「この場に役立つ自分のよさは何だろう。」と考えながら立ち向かうことができれば、苦しくても幸せな人生を送ることができるように思いました。
その上で、「自分のよさを生かしながら生きるって、どんなことなのか」を考えてみました。
・苦手な人と話をする時には、お茶目な自分を発揮し、和んだ場を作ろう。
・苦しい仕事をする時には、創造性豊かな自分を発揮し、仕事の質を変えよう。
・辛い頼まれ事があった時には、包容力のある自分を発揮し、優しく対応しよう。
など、いろいろ考えることができます。
「自分の中にSDGsを作る」・・・考えを巡らしていると、ますます自分が好きになりました。