山あり谷ありが、人生
「思いが、うまく伝わっていない。」と思うと、イライラした感情も一緒に現れます。
この感情が湧き上がると、
「やる気は、あるの?」
「きちんと理解してよ。」
「今頃になって、何を考えているの?」
などと、相手を責めたくなります。
これを口に出してしまうと、相手ともめることになり、相手との距離ができてしまいます。
感情の起伏が激しかった若い頃は、相手を責める言葉を口に出して、イライラした感情を解消していました。
そのため、誤解を招く事が多かったように思います。
これが元で、誤解をされた私を擁護する方と誤解している方が、お酒の席で、私の事で口論されたこともありました。
このような失敗の体験を積む事ができたためか、今は多少穏やかになってきたように思います。
今は、イライラして口から相手を責める言葉が出そうになっても、止めてくれる自分がいます。
心の中を整理してみると、
1 「イライラした感情」(感情)と「相手を責める事」(行動)を切り離し、
2 「イライラした感情」(感情)を深く見つめることができ、
3 心の中に「理解してもらいたい」(思考)が、ある事に気づきました。
4 「イライラした感情」と「どうすれば、理解してもらえるのか」(行動)をつなぐ事ができました。(理解してもらいたいからイライラしている)
そのおかげで、
イライラした感情が湧き上がっても、相手を責めるのではなく、
5 自分の伝え方を考えたり、相手の状態を考えて、言葉を選んだり(行動)するようになりました。
(相手を責める事が随分少なくなりました。)
感情的に行動する前に、ちょっと立ち止まり、自分の感情を深く眺める(「この感情を湧き上がらせる源は何だろう。」と見つめる)と、行動が変えるきっかけがもらえます。