誤ったストレス解消法?

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

ストレスを抱えることの多い時代です。
誰もが、自分なりのストレス解消法を1つや2つ、持っていると思います。

 しかし、ストレスを解消してもまた同じようなストレスを抱えることはないでしょうか。

 つまり、使っているストレス解消法は、短い期間には効果があっても、長い期間効果がないということになります。
 (カウンセラーが効果を認めたタイプ別ストレス解消法21より)

 例えば、
  ストレス発散型(動的)の解消法について考えてみます。
   1 打つ、叩く(ボーリング、バッティングセンター、ゴルフサウンドバッ ク、ドラムなどを利用する)

   2 大声で歌う(カラオケ、車中など)

   3 踊る・ライブに行く
     
   4 運動する

   5 飲む・騒ぐ(バーベキュー・飲み会・ホームパーティーなど)

   6 ショッピング(爆買い)

 
 繰り返す回数分、時間とお金を使います。

 ストレス解消を怠ると病につながるため、これも仕方がないことかもしれません。

 しかし、ストレスを根本的に解決できるとすれば、この時間とお金が浮くことになります。
 そして、もっと有効に自分の人生に使うことができます。

 ストレスは、自分の中で発生します。外部の刺激に反応して、ストレスが発生します。

 ですから、「刺激を受けても、ストレスが発生しない自分」、「刺激を受けても、発生しても耐性のある自分(ストレスを感じにくい自分)」になれば、ストレスに強い自分になります。

 時間厳守の人は、時間を守らないことが刺激になって、それに反応します。
自分が守れないと責任や罪悪感を感じたりします。また、他人が守らないと不快感や怒りを感じたりします。

 時間厳守が緩めば、「多少時間に遅れても許せる自分」になり、ストレスも少なくなります。

 このように自分の中にある、価値観がストレスの原因になっていることがあります。
 
 どんな時にストレスが発生するのかを自分をじっくり観察し、根本的なストレス緩和対策を考えてみませんか?

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

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 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

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