休校は、子育てのチャンス
暑い日が続き、コロナウイルス感染、熱中症も気がかりで、なかなか心が晴れません。
そのためか、イライラしたり、ストレスがたまったりしていませんか?
このイライラやストレスの元になっているのは、多くの場合怒りのエネルギーではないでしょうか?
発散すれば、このエネルギーは小さくなります。
怒りのエネルギーを好んで持ちづ付けようとする人はいないと思います。
ですから、何らかの形で体の外に出しておられると思います。
(例)
不満を誰かにぶつける。
話を聴いてもらう。
相談に乗ってもらう。
物を買いまくる。
無茶食いする。
大声を出す。(歌を歌う)
運動をする。
暴力に訴える。
など、エネルギー放出の形は、様々です。
また、エネルギーは、水と同じように高い所から低い所へ流れます。
エネルギーを出す側(高い)→ エネルギーを受け取る側(低い)
立場が上の人(高い) → 立場が下の人(低い)
力が強い人(高い) → 力が弱い人(低い)
(
(私自身も、残念ながら、自分の立場や力から、エネルギーを流しやすい相手に向かってエネルギーを放出してしまいます。)
そして、エネルギーは、質の悪いことに、意図して放出する場合もあれば、無意識のうちに放出される場合もあります。
例えば、何となく怒りっぽくなるというのは、無意識のうちに放出されているからだと考えられます。
最悪の場合、家庭内暴力となって現れることもあります。
例えば、
上司からの怒りのエネルギーを部下が受け止めざるを得なかったとします。(立場が上の人から下へは、エネルギーは流れやすい。)
部下には、家庭があり、子どもがある場合、
たまたま何かトラブルがあると、この怒りのエネルギーが後押しをし、家庭の中で弱い立場になる人にそのエネルギーが向けられることがあります。
そして、立場の弱い(女性や子ども)に向けられたエネルギーが暴力という形になって現れることがあります。
どこでどのように怒りのエネルギーが使われるかは、使われた後になってわかる場合がありますが、怒っているときには、わかりにくいと思います。
そのため、後悔することもあります。
できれば、怒りのエネルギーを使いたくないものです。
しかし、怒りのエネルギーをよいエネルギーに転換するのは、なかなか難しいものです。
かと言って、自分の中にためておくと、自分自身を傷つけてしまいます。
怒りのエネルギーを解消するには、エネルギーの源を探らなくてはなりません。
じっくりと冷静に自分を見つめる機会が必要です。
家にいる時間が長くなった今こそ、自分を見つめる機会を増やす絶好のチャンスかもしれません。