怒りは「問題」ではなく「資源」。その怒りがあなたを成長させてくれる。

高澤信也

高澤信也

テーマ:セルフケア


こんにちは。高澤です。



今朝は両親揃って早めの外出が
必要だったため、一緒に出たいなら
早めに出れる状態を作っておくよう
昨夜息子に伝えておりました。



しかし、というか、やはり、
今朝の息子はジタバタ、ドタバタ。



その件で朝から一バトル。
とうちゃんブチギレ!
疲れますー。。。



あなたにもこんなことありませんか?



解決努力のズレ

「怒ったって何にもいいことない」
「やりすぎると子どもが傷つく」
「親子関係がかえって悪くなる」

だから、、、
*怒るのをどうにかやめなくちゃ!



怒りを覚えるたび
「やめなくちゃ!」
に向かう方が多いのですが、
あなたはいかがですか?



これ、一見正しい解決努力な
気がしませんか?



ですが、実はこれが
私たちの成長を阻害し、
次の怒りを助長するのです。



したがって解決努力の方向性を
変えたいところです。



では解決努力を
「怒りをやめる」
からどう変えていけばいいか。



それは







★怒りという感情の奥にある
「自分が大切にしていること」
を探索する



もうちょっと詳しく説明しますね。




怒りの奥にある「大切なもの」

「どうしても受け入れ難い」
「それをヨシとはできない」



そんなことって
誰にでもあると思います。



今朝のわが家のバトルでいうと
こんな感じです。



息子は両親と一緒に出たい

でも待っていたら妻が大切な
仕事(講座)に遅れてしまう

すると同僚が困ってしまう

講座参加者を待たせるという
要らぬ負担をかけてしまう

それがどうしても受け入れ難い!!!



つまり私は
「誰かのエゴ」によって
「周りの人が無用な負担を負う」
ことがどうしても嫌なんだ!!!

ということがここから分かりました。



これが分かれば
やることは一つです。



落ち着いた後に、
怒りを感じた相手(私なら息子)に

*自分が大切にしていることを伝える

を実践すればよいわけです。



例えばこんな感じです。



「今朝はガミガミ言ってごめんね。
嫌やったね。

でもね、あのまま君を待っていたら、
おかあちゃんが仕事に遅れるやろ?

そしたらね、お仕事仲間とか、話を
聞きに来ている人たちとかを待たせる
ことになるやん?

ちゃんと時間を守っている人たちに
負担がかかるってすごく変な話やん。

誰かの個人的なエゴで、その周りの人に
負担をかけるってことがとうちゃんは
どうしても嫌なんよ。

人のために何かしなきゃ!ってしなくても、
自分のことを自分でしっかりやりさえずれば
それだけで周りの助けになるとよ。

だから君にはそんな人になってもらいたいと。

でもガミガミ言う必要はなかったね。
そこはごめんね」



こんな感じでしょうか。



もちろんこれをイライラしたまま
伝えることは不可能ですよね。

だって怒り中は「闘争モード」で
ケモノ状態ですから( ̄▽ ̄)




まとめ

と言うことで今回のまとめです。

①まずは自分の怒りに気づく

②とにかく自分を落ち着かせる

③自分が
「ほんとうに大切にしていること」
を探索する

④自分で「確かにこれだ!」が見つかったら
それをどう伝えるかを考える

⑤自分も相手も落ち着いている
タイミングでそれを伝える



こんな流れでしょうか。



但し一つ注意点。

私たちにできることは
*伝えるまで



それを相手が受け取るか否か。
受け取ったとしてもそれを
どう扱うか。



いずれも相手次第。
コントロールはできません。



相手が変わってくれなくても
*自分の大切なものに気づけたこと
*それを相手に伝えられたこと



それだけでもすごく
尊い経験だと思いますせんか?



それって成長って言っても
いいのではないかと思う次第。



もし良かったらあなたも
怒りを活かしてみてくださいね。



引き続き検討を祈ります!

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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