怒りっぽい親御さんも、不安の強い親御さんも、実は同じシステムで動いている。

高澤信也

高澤信也

テーマ:セルフケア


こんにちは。
高澤です。



昨日は息子とちょいとバトりましたが、
今朝は関係修復でニコニコ状態回復♪



お陰さまで最近は以前に比べると
怒りの質も量も1万分の1くらいに
減りました!



ですがかつては
怒らない時間が1時間に1回もない!!
くらい日々怒りまみれでした。



すると周りにいる怖がりさんたちが
私を露骨にお避けになるわけです。



そして陰口もくっついてくる。

「あの人怖いよね!」
「周りは迷惑なのに!」
「全然優しくない!」
「自己中なのよ!」


・・・_| ̄|○



でも、こちらからすると、、、

「弱すぎだし!」
「人に合わせすぎだし!」
「自分がないし!」

( *`ω´)



そしてお互いがこう思うわけです。



「まるで正反対!」




ですが、一見この正反対に見える状態、
実は同じ仕組みが働いているんです。



「へ?」

って感じですよね。



でも本当なんです。



では何が同じなのか。

それは両方とも、、、











怒りん坊も怖がりさんも
交感神経系が過度に覚醒している




交感神経系とは自律神経系の一つで、
別名、、、

闘争逃走システム!

などと呼ばれます。



脳が「今ここに脅威あり!」と見なし、
神経を昂らせている状態です。



闘争逃走システムのうち
「闘争」が顔を出したときは、、、

●感情的には怒りが湧く

●思考的には「安全じゃない」感じ

●身体的には相手を圧倒したくなる感覚

●行動的には相手を攻撃したくなる



一方で
「逃走」が顔を出したときは、、、

●感情的には怯えや不安が湧く

●思考的には「対処できない」感じ

●身体的には相手に圧倒される感覚

●行動的には相手から逃げたくなる



まさにまるで正反対!



ですが、これ、どっちも
交感神経系の覚醒
によって起こっているんです。



なぜまるで正反対の二つが
おんなじ仕組みで起こる?



それはこの神経系の目的が同じだから。



交感神経系の目的は
闘争逃走システムを起動して

安全を回復させること



したがって
怒りん坊さんも
怖がりさんも

実はどちらも、、、

安心安全が感じにくい

という共通項があるわけです。



外から見ただけだと
そんなふうには見えませんよね。



ですが、怒りん坊さんも怖がりさんも
同じ仕組みによってそうなっているのなら、

★ほどよくいい感じの落ち着き

を得るためにも同じことやればいい!
ってことになりますね。



自分の落ち着かせ方
ではどうすれば交感神経系を
落ち着かせることができるか。



それは











①心地よいリズムで深呼吸する

②筋肉の緊張を緩める




この二つを日々続ければOKです。



自分が楽〜って感じるリズムで〜
鼻から息を吸って〜
口から息をふ〜っと吐く。



4秒吸ったら~、、、
4秒吐く~、、、
みたいな感じで。



筋肉が緊張している箇所を
一回逆に超緊張させて〜、
それから一気に脱力する~、、、
みたいな感じで。



なんじゃそれ!
ってな感じがしませんか?



でもこの二つを続けるだけでも
交感神経系は穏やかになっていきますよ。



怒りん坊さんも怖がりさんも、
実験だー!!って思いながら
やってみてもいいかもしれませんね。



もちろんするもしないも自由です。



ということで、
毎回同じセリフで恐縮ではありますが、
今回もあなたの健闘を祈っています!

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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