住空間デザイナーnaomi ~ わたしのいえ ~ 『 N 』night(夜)
『 D 』~Door(建具)の巻き ~
前回の お掃除編でも
建具ドアのことにちょっと触れましたがー。
室内建具のこだわりどころは、
引戸。
プラン上、できる限り
建具は引戸で設計。
そして、その引戸は
天井までの吊引戸であること。
天井までの吊引戸 の 良いところ。
それは、
●開いた時に、家族に当たる心配がない。
ドア開けたときに、ちょうど家族に遭遇!
って、そう多くはないかもやけどね。
●出入口の幅が広い。
数センチの違いなんだけど、
この数センチは、精神的にデカイ!
● 床にレールがないけん、お掃除が楽。
レールにたまる ホコリ防止もだけど、
クイックルワイパーも掃除機も、
スイスイ障害なくかけれる。
(前回と同じお写真、再利用!)
●ドアを あけっぱなしのとき、スッキリ見える。
垂れ壁もないし、あけたときに建具が壁に隠れて、
まるで建具のない部屋のようにスッキリ。
(本当の姿)
↓
(垂れ壁があったバージョン)
●家全体の風通しがしやすい。
開き戸でも、開けっ放しにしてたら通風できるばってん、
風が吹くたびに ガタガタと騒音がしたり、
廊下や出入口が狭くなることは、ストレス~
天井の垂壁もないけん、風通しも良いよ。
●ユニバーサルな取手。
床から天井まで取手があるけん、
おじーちゃん&おばーちゃんも、
まだ小さいお子さんも、背の高い人も
好きなところに手をかけて開かれるけん開けやすい~♪
(分りにくいけど、取手が縦に スーっとはいってます。)
それに プラスα、A&N邸のこだわり。
それはー
ドア のない イエを目指しました。
でもね、さすがにトイレに建具がないのはね・・・
ってことで、トイレ には開戸を。
(プラン上、引戸にできんかった。)
そして、脱衣室にもドアを。
着替えルーム(脱衣室隣)に、全面鏡鏡が欲しくって、
置く場所もないし、置くのもイヤだしで、
ミラー付建具 にしています。
普段はオープンにしとうけん、
使う時に 引っ張り出す感じで使用。
このように、建具は2ヶ所です。
個室もオープン。
今は 2人家族やし、
ワンルーム的なオウチでございます。
「わたしのいえ」は白いシンプルドアやけど、
インテリアによっては、木目を活かしたドアだとか、
オーナーサマのお好みによっても ご提案は変わります。
建具1枚で雰囲気も使い勝手も
全然かわってくるけん、
建具計画も興味深いポイントどころです。