検眼するため、5m先の視標を使う理由
日本、というよりアジアで一番大きい眼鏡展示会の一つが、東京ビッグサイトで行われるiOFT。
この時期になると、iOFTをはじめ、各アイウェアブランドの展示会が開かれます。
展示会の対象は?
ニュースなどでみられたお客様から、『行ってみたかった』という方は結構おられました。
ただ、この展示会は、商談を目的としており、あくまで眼鏡関係の企業・個人に対して
開催されているため、一般の方は入場できません。
眼鏡関係の企業・個人なら、好きなように見て回れる?
専門雑誌を飾るようなものから、安価なものまで、価格帯も幅が広く、
様々なブランドが出展してます。
展示会場は自由に行動していますが、基本的には、取引がある、
または新規取引しようとしているブランドに予約して商談します。
展示会で新作を発表するブランドが多いため、そのコンセプトや作り方、こだわりなどを聞き、
場合によっては加工の仕方なども確認します。
もちろん、ブースが空いていて、出展者が見ても良いと言われたら、自由に見ることができます。
その時に、次はどのブランドと取引したいかの検討材料を探します。
そのほかにも、最新の検査機器などの展示もあるため、実機を操作してみたりもできます。
どこのブランドでも取引はできる?
取引については、お互いに、どういう会社・店なのかを確認するため、
ブランドによっては、いくら店側が取引したいと言っても、駄目な場合もあります。
また、取引を行うための条件がある場合もあります。
ブランドはそのコンセプトや作り方など、様々な点でこだわって作られるため、
製造工程も多く、大量生産できないものがほとんどです。
そのため、製造数自体が少ないので、店側だけでなく、ブランド側も店を選ぶ形になるのかなと。
東京のiOFTに行く意味
『既存の取引先との商談なら、わざわざ東京まで行かなくて良いのでは?』
と聞かれることもあります。
最近では、福岡やオンラインで展示会をしてくれるブランドも増えてきてます。
展示会の時期ではなくても、商談のために来店してくれます。
そう考えると、東京に行く意味が少なくはなってます。
それでも、東京の展示会に参加するということは、福岡だけでなく、
東京などの雰囲気を感じ、普段電話くらいでしか話をしないデザイナーと
顔を合わせて話をしたり、最新の検査機器を体験したり、
今の業界の流れを感じたりと、様々なメリットはあります。
確かにコロナ禍により、毎年はiOFTに行けていません。
タイミングさえ合えば、以前のように毎年参加していきたいと思っています。
次は、『ジャポニスム・ベセペセの2023年秋展示会』について