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豊福祐史

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豊福祐史(とよふくひろし) / 眼鏡小売店

株式会社とらや眼鏡店 メガネのとらやG-room

コラム

フレームの材質について(その他、自然由来の素材)

2022年8月5日

テーマ:意外に知らないフレームの話

コラムカテゴリ:くらし

金属・樹脂以外のメガネフレーム素材として『べっ甲(鼈甲)』が一番頭に浮かぶと思います。
他の素材としては『バッファローホーン』『黒檀』などもあります。

どの素材にしても、かなり高価なものですが、『べっ甲』が一番高いと思います。

べっ甲って何?

『べっ甲』はタイマイというカメの甲羅です。
ワシントン条約の関係で、捕獲できないため、素材として手に入りにくいものとなってます。

現在は条約締結前に各社が保管されているものや、端材を使用していると思いますが、
保管が大変なことと、当然、稀少性が上がっていくので、これからも価格は上がってくるのではないかと。

自然素材で肌ざわりが良く、折れても職人によって修復可能、金属芯を使用しなくてもフィッティングが可能など、
特長が多い反面、保湿が必要、虫に食われないようにするなど、保管するのも手間がかかります。

メガネフレームの場合、メンテナンスの手間をすくなくするためや色合いを変えるためのコーティングする場もあります。

安いべっ甲はある?

安いという感覚は個人で異なりますが、一般的に安いべっ甲はないと思います。
おそらく、安いべっ甲と言っているものは、アセテートのべっ甲柄などを言っているのではないかと。

他は、フレームの一部のみ『べっ甲』を使用している場合がありますが、
ハイブランドフレームと比べても安くはないです。

同じべっ甲なのに価格に差がある?

『べっ甲』は、使用している量が同じでも、甲羅のどの部分を使用するか、保存状態、職人の技など、
様々な要因で、価格は大きく異なります。
きれいで質の良い『べっ甲』になると、当然、価格は高級車並みになるかと。

バッファローホーン?

『バッファローホーン』は水牛の角です。
よく『このバッファローホーンは天然ものですか?』と質問がありますが、
通常は、飼育した水牛の角を使用します。

理由は、自然に生息している水牛では、角を打ち合うなどにより、傷や劣化が激しいためです。
そのため、飼育されている水牛の角の方が、品質は高くなります。

肌触りが良く、他にはない色合い(模様)のため、好きな方は多いと思います。
『べっ甲』程ではないにしても、メガネフレームとしては高級品です。

黒檀?木製?

『黒檀』をはじめ、『紫檀』『緑檀』『サクラ』など、木製のフレームもあります。
どれも木材のため、反りをなくすために寝かせる時間が必要です。
また、かなり堅く、職人が削るため、こちらも高級品となります。

木製フレームの中には、チップにした後、着色・圧着し、一枚板に成型した後、
職人によって削り出すものもあります。
この方法では、チップにした後に着色するため、様々な色合いがだせるのも特徴です。
ただ、やはり手間暇かかる方法となります。

木製のフレームも肌ざわりが良く、自然由来ということもあり、好きな方は多いと思います。

まとめ

金属や樹脂以外にも、自然由来の素材は多々あります。
大抵の場合、高級品となりますが、眼鏡が好きな方や、その素材の肌触りが好きな方には
かなり良いと思います。

高級品すぎて、普段使うには気が引けますけど、自宅の書斎で使用するメガネとして、
木製のフレームを使うのも良いと思います。

価格には高くても安くても、それぞれ理由があります。
素材・製造方法・特徴など、見た目にはわからない理由は、お店の方に聞くのが一番で、
どんな買い物も納得して買うべきと思います。

次回は、『他社で購入したメガネは、別の店でもフィッティングしてもらえる?』について

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