【第2回】「勉強のやり方」はなぜ教えられていないのか

テーマ:教育・ICT教育

私は子どもの頃、「勉強が苦手」でした。


でも今振り返ると、本当に苦手だったのは「勉強」そのものではなく、

「勉強のやり方」

だったのかもしれません。

例えば、

・どうやってノートを取ればいいのか
・どうやって覚えればいいのか
・何を繰り返せばいいのか
・どこが大事なのか

そんな“学び方”を、私はよく分かっていませんでした。

もちろん先生方は一生懸命教えてくださっていました。

ですが当時の私は、

「授業を聞けば自然にできるようになる」

そんな感覚についていけなかったのだと思います。

これまでICT支援員として学校現場に関わり、さらに様々な仕事を経験してきた中で、強く感じることがあります。

それは、

やり方が分かれば、人は変わる

ということです。

例えばパソコンが苦手だった先生が、ほんの少し操作方法を覚えただけで、自信を持って授業で使えるようになることがあります。

スマホが苦手だった大人の方が、「こうすればいいんだ」と分かった瞬間、一気に使えるようになることもあります。

子どもたちも同じです。

最初は「できない」と言っていた子が、やり方を掴んだ瞬間、急に目が輝き始める。

私はその瞬間を、学校現場で何度も見てきました。

だから私は最近、「教育」とは知識を教えることだけではないと思っています。

その人に合った入口”を見つけること。

それも教育の大切な役割なのではないでしょうか。

そしてもう一つ感じることがあります。

それは、

「できない人ほど、できない人の気持ちが分かる」

ということです。

私は子どもの頃、勉強が得意ではありませんでした。

だからこそ、困っている子どもたちの気持ちが少し分かる気がします。

「分からない」と言えない子。

「どこが分からないのかも分からない」子。

実は、そういう子どもは少なくありません。

だから私は、すぐに「なんでできないの?」とは言いたくないのです。

まずは、

「どこで止まっているのだろう」

を考えたい。

教育とは、答えを教えることだけではなく、止まっている場所を一緒に探すことなのかもしれません。

次回は、

「“できない”と言っていた子どもが変わる瞬間」

についてお話ししたいと思います。

Today's English Phrase

Everyone can grow when they find the right way to learn.
(人は、自分に合った学び方を見つけた時に成長できる)

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佐々木康仁
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佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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