学校で導入されているICT機器の違いと学習の重要性
「正解は何ですか?」

学校でも社会でも、私たちはつい正解を求めがちです。
テストには正解があります。
計算問題にも正解があります。
しかし社会に出ると、正解が一つではない問題に数多く出会います。
むしろ、
正解がない問題の方が多い
と言ってもいいかもしれません。
だからこそ今、私は「学力」以上に大切なものがあると感じています。
それが、
考える力
です。
「覚える力」と「考える力」は違う
学校では多くのことを学びます。
漢字。
計算。
歴史。
理科。
英語。
どれも大切です。
しかし、それらを覚えることと、自分で考えることは別です。
例えば、
「なぜそうなるのだろう?」
「本当にそうなのだろうか?」
「他の方法はないだろうか?」
そんな問いを持つことが考える力の第一歩です。
知識は大切です。
でも知識だけでは問題を解決できません。
知識をどう使うかを考える力が必要なのです。
ICT教育で感じたこと
私が学校現場に関わっていた頃、子どもたちがタブレットを使って調べ学習をする場面を何度も見てきました。
すると面白いことが起こります。
同じテーマを調べているのに、
ある子は情報をそのまま写します。
ある子は、
「どうしてこうなるの?」
とさらに深く調べ始めます。
違いは知識の量ではありません。
問いを持てるかどうかです。
考える力とは、
答えを知っていることではなく、
問いを持てることなのかもしれません。
AI時代だからこそ重要になる
最近は生成AIの発展によって、
分からないことをすぐ調べられるようになりました。
文章も作れます。
アイデアも出してくれます。
これは素晴らしいことです。
しかし同時に、
「考えなくても答えが出る時代」
になりつつあります。
だからこそ大切なのは、
AIに答えを聞くことではなく、
AIに何を聞くかを考えることです。
質問が変われば答えも変わります。
つまり、
考える力がある人ほどAIを活用できるのです。
私自身も学び続けている
私は65歳になった今でも、新しいことを学び続けています。
英語もそうです。(現在中断中・・・・・)
生成AIもそうです。
大型二輪免許への挑戦もそうです。
学んでいて感じるのは、
年齢とともに記憶力は少し落ちるかもしれない。
でも、
考える力は磨き続けることができる
ということです。
むしろ人生経験を重ねた分だけ、
物事を多面的に考えられるようになった気がします。
「なぜ?」を大切にする
子どもたちは本来、
「なぜ?」
の天才です。
空を見ても、
虫を見ても、
身の回りの出来事を見ても、
次々と質問します。
しかし成長するにつれて、
「正解を出すこと」
が優先され、
「なぜ?」を考える機会が減ってしまうことがあります。
私は教育の中で、
この「なぜ?」を大切にしてほしいと思っています。
なぜだろう。
どうしてだろう。
他の考え方はないだろうか。
その積み重ねが考える力を育てるのです。
未来を生きる子どもたちへ
これからの時代は変化がますます速くなります。
今ある仕事がなくなるかもしれません。
新しい仕事が生まれるかもしれません。
そんな未来を生きる子どもたちに必要なのは、
知識だけではありません。
自分で考え、
判断し、
行動できる力です。
私はそれこそが、
これからの教育において最も大切な力の一つだと思っています。
次回は、
【第9回】AI時代に子どもたちが身につけるべき力とは
についてお話ししたいと思います。
Today's English Phrase
The important thing is not to stop questioning.
(大切なのは問い続けることをやめないことだ。)
— Albert Einstein の言葉より。
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