認知の縛りが招く、受け止め方の誤作動
同じことを言っているだけなのに、
気づけば空気が悪くなる。
できれば穏便に終わらせたい。
でも、なぜかそうならない。
振り返ると、内容じゃなくて、言い方で損していることが多い。
① ちゃんとさせたい気持ちが強いとき
ゴミ出しの話のはずが、
気づけば
「前もそうだったよね」
まで遡る。
さかのぼったら最後。
数年前まで召喚!
話ながらみるみる怒り倍増。
しかも、だいたい途中から本題じゃない。
最初に何の話してたか、だんだんどうでもよくなる。
そんなときの
NGは「なんで??」と聞いた瞬間から戦闘態勢に突入。
会話は“説明”じゃなくて“詰める時間”に変わる。
「前もそうだったよね」
↓
どんどん論点が増えていく。
その結果、
・黙る
・とりあえず「わかった」と言う
・そしてまた同じことが起きる
ここまでがワンセット。
ちなみに、
「なんで?」のあとに
自分で色々と説明し始めること多い。
この時、あなたがなんと言おうとも、
相手は聞こえていても聞こえなくなる。
もう“会話”じゃなくて、“耐える時間”になる。
(早く終わらないかな、ってやつ)
だから「なんで?」の言葉を切り替える。
「どこが引っかかってる?」を伝えることで相手が“整理する側”に回りやすい。
同じ内容でも考え方の通り道が変化する。
…とはいえ、炎上中にこの対策をしても時間はかかる。
② 失敗させたくなくて止めたくなるとき
「それ大丈夫?」
「ちゃんと考えてる?」
「本当にできるの?」
つい出る言葉。
これ言われた方はダメ出しされた気だけ残る。
そして、不安を煽られて自信を奪い取る。
なので、きれいに行動が止まる。
見事なくらいに止まる。
さっきまでやろうとしてたことも、きれいに消える。
だから、その言葉は飲み込むとOK。
そして、
やってみてどうだったか聞かせて。
やってみたら勉強になるよ。
途中でも出していい空気になる。
結果として、雑でもいいから前に進む。
そして、次第に時間をかけて関係性が整う。
話を聞く機会ができるので、自分の考えを伝えやすくもなる。
③ 早く結論を出したくなるとき
話の途中で、
「で、結局何が言いたいの?」
と言いたくなる場面。
「結局何?」と言ってしまえば、
“今すぐまとめろ圧”。
ちゃんと分かってほしいだけ。
それなのに、いきなり職場の上司と部下ムード発令。
まだ、考えがまとまっていない側からすると、
まあ、黙る。
考えも言わなくなる。
そのあと、だいたい、
「ちゃんと話してよ」
という流れが生まれがち。
その言葉を
「どこが気になってる?」
にすると、途中のままでも言葉が出てくる。
そして、あなたの向き合い方も変化していきやすい。
会話が続くか止まるか、ここで分かれる。
・・・ここで、正解や不正解を負い始めた話の仕方をすると炎上確定。
話を聞く側の考えが色々と邪魔をしがち。
④ 自分の中の正しさを通したくなるとき
「普通はこうでしょ?」
つい出る一言。
「普通」って言葉は便利。
とはいえ、この言葉の中に、相手の“普通”は含まれていない。
これを言われた側は、
内容より先に、“自分は普通じゃない”といわれた感覚を即座に受け取る。
こういった時は、あなたの「普通」は横に置く。
「もう少し詳しく教えて。」
と伝えることができると、自分から話し始める。
そして、相手の考えを理解することができる。
正しいことを言って欲しいわけじゃない。
ただ、考えを聞いてほしいだけ。
自分が知らない、気が付いていない内容を知る機会
通る言い方のほうが、結果は早い。
まとめ
夫婦喧嘩は、解決力というより
伝える言葉の影響がとにかく大きい。
とはいえ、人間だから頭で分かっていても言う。
そして後から、「あ、地雷踏んだ」と気づく。
そして、だいたい同じのをもう一回やる。




