時間制限の店でズレが起きる理由。脳の使い方と“選ばれる客層”の話

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:この世界、知らんことだらけ

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同じ「2時間制」なのに、感じ方が違う

「2時間制です」

と聞いて
気にならない人もいれば、
気になる人もいるのではないでしょうか。

これって、何となく性格の違いのように感じがちです。
とはいえ、実はもう少しシンプルな話かもしれません。

見ているものと、動き方が違うだけ

人は

・何に着目するか(インプット)
・どう行動に移すか(アウトプット)


この組み合わせで動いている、と言われています。

同じ説明を聞いても、
頭の中の受け取り方が少しずつ違う。

だから、同じお店でも
印象が分かれるのかもしれません。

① 分析完遂型(左インプット × 左アウトプット)

最近、増えてきたなと感じるのが
コスパやタイパを大事にする人たち。

時間制限があることで

「その時間でどれだけ満足できるか」

ここを自然と見ているように感じます。

仕組みとして納得できれば、むしろ色々な戦略が立てられやすい。

とはいえ、
「この設計、少し雑かも」と感じたときは、
静かに距離を取るのです。

② 実験突破型(左インプット × 右アウトプット)

サービスの細やかさに目が向くタイプ。

ホテルのフロントやスタッフの動きのような、
ちょっとした気遣いに気づく人たちです。

価格よりも

「どう過ごせたか」

そこに価値を感じている印象があります。

時間制限があっても、
体験が良ければ満足しやすいのかもしれません。

③ 調和設計型(右インプット × 左アウトプット)

空気や居心地を大事にする人。

・落ち着けるか
・安心できるか
・誰とどう過ごせるか


このあたりを自然と見ています。

だからこそ、
時間制限の一言で
少し現実に引き戻される感覚が出やすい。

本当はもう少しゆっくり過ごしたい。
自分が必要以上に気を使わなくていい店が良い。

そんな気持ちが次の店選びの基準になりがち。

④ 理念優先型(右インプット × 右アウトプット)

フィーリングで選ぶタイプ。

・このお店、なんか好き
・気分が上がる
・また来たいと思えるか


理由を細かく説明しなくても、
感覚で判断している印象です。

合えば、自然と常連になる。
そうでなければ静かに離れることが多いタイプ。

取り残されるのは、どのタイプ?

ここで少し考えさせられるのが、

お店のつくり方によって
満足しやすい人と、そうでない人が分かれること。

たとえば

・効率を重視すると、ゆっくり過ごしたい人が離れる
・空気を重視すると、合理性を求める人が物足りなくなる

どちらが良い悪いではなく、
向いている方向が違うだけなのかもしれません。

時間制限は、その“方向”を見せている

時間制限は単なるルールではなくて

そのお店が
・どんな過ごし方を大切にしているのか
・どんな人に来てほしいのか


それを伝えているサイン。

まとめ:最後に

ズレは悪いことではありません。

同じ場所にいても、
見ているものは少しずつ違う。

だからズレる。

ここまでは、わりと平和な話。

ただ現実はもう少しシンプルで、
合わない店は、普通に選ばれなくなる。

誰も文句は言わない。
でも、次から来ない。

これが一番多い。

お店の雰囲気や接客が悪い、というより

“その店のスタイルに合う人だけが残る”

それだけのことなのかもしれません。

だからこそ、
誰かが間違っているわけではなくて、
ただ相性の問題。

…とはいえ、

その「静かに離れる」が積み重なると、
気が付いたら人が減ってる。

ちょっと怖いところですねぇ。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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