3月なぜか機嫌が悪い

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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大きな問題は起きていない。
仕事も回っている。
人間関係も壊れていない。

それなのに、機嫌が安定しない。

・人の投稿にざわつく
・返信が遅いだけで苛立つ
・予定が重なると消耗が激しい
・「別に普通」と言いながら、余裕はない

劇的な不調ではない。

ただ、機嫌の悪い日が増える。
ここで一度、立ち止まる。

負のスイッチ、入っていない?

押した覚えはない。
きっかけも思い当たらない。

それでも、入るときは入る。

音もなく。

「責めていない」は、わりと怪しい

自分を責めている自覚はない。
落ち込んでもいない。

けれど、

・最近、鈍い気がする
・前よりキレがない気がする
・何か足りない気がする

こういう“軽い評価下げ”が増える。

大げさな自己否定ではない。
静かな減点。

・・・しかも無意識。

これ、スイッチが入ったときの典型。

「私は平気」と言いながら、
内側では減点が始まっている。

なぜこの時期なのか

年度末の空気が動き始める。
来期の話が出る。
周囲が少しだけざわつく。

春に向けて加速する人も出てくる。

何も失っていないのに、
なぜか置いていかれる感覚が生まれる。

そこで総括を始める。
「このままでいいのか」と。

まだ途中。
なのに、最終評価を出したくなる。

早いよ。

3月にやりがちなミス

機嫌が不安定な状態で、

・自分の能力を判断する
・今後の方向性を決める
・「私、落ちたかも」と結論づける

そんな負のスイッチが入ったまま、自分を査定する。

これが一番よくない。

感情が揺れている時の自己評価は、精度が低い。

季節の影響を無視して、
人格や能力の問題にする。

話が飛躍している。

結論は出さなくていい

3月に、自分の価値を決める必要はない。

機嫌が悪い日が続いても、
能力が落ちた証明にはならない。

焦りが出ても、
遅れている証拠にはならない。

環境が動いているだけ。

その動きに反応しているだけ。

もし今、

・いつもだったら許せることもイライラする
・目の前にいる人との比較が止まらない
・余裕があるはずだとわかっているのに妙に気忙しい

こんなことが重なっているなら。
負のスイッチが入っている可能性は高い。

実は問題はそこじゃない。

負のスイッチが入ったまま、

私、最近ダメかも
なんか(やる気)落ちたよね
方向転換した方がいいかも

とか言い出すこと。

それ、だいたい季節に振り回されてるだけ。
3月の機嫌で、自分の価値を決めるのは危険。

寒暖差レベルの揺れで、人生の査定を始める。
スケールがおかしい。

しかも厄介なのは、

いや、冷静に考えた結果だから

って言い張るところ。

それは違う。
冷静に見えているのは自分の誤作動。
しっかりと心は揺れている。

本当に落ちたのか、
ただ機嫌が悪いだけなのか。
そこを分けずに、自己評価を下げる。

それって、自分にとっても失礼なこと。

春が来て、普通に戻った時に自分らしくなかったことに気づくことの方が多い。
その時にはもう、無駄に自信を削っている。

3月に自分を切るのは、コスパが悪い。
どうせ切るなら、機嫌のいい日にしなさい。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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