伝えた“気がする”瞬間ランキング

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

バナー
行動分析をしていて、お話を伺いつつ、多いなぁと感じるもの。
それは、伝えた“気がする”瞬間ランキング。
それをザクっと洗い出してみました。

第5位|頭の中で一回シミュレーションしたとき

声のトーンも想定済み。
相手の反応も脳内再生済み。

「うん、これはもう伝えたな」

……実際は、
口は一度も開いてない。

でも不思議と、「やった感」だけは残る。
周囲はテレパシー能力でもない限り、さっぱり分からない。

そう、座ってじっとしている人だけが見えているのみ。

第4位|誰かに話したとき(本人以外に)

「〇〇さん、最近大変そうでさ」
「一回、声かけた方がいいよね」

この会話をした瞬間、脳が勘違いを起こす。
「誰かが対応するだろう。」という丸投げ無責任放置。

そして脳はショートカット。
すぐさま “対応した側の人” になった気分を生み出す。

本人に対して、誰も話してないのは気が付いていない。
本人以外の人に行ったとしても、みな聞いただけ、伝えただけで終わり。

第3位|「気にしてるから」で話を終えたとき

自分の中では、
ちゃんと考えてる。
ちゃんと悩んでる。

だから、「まあ、分かってるだろう」

この時点で
“具体的にどうするのか?”
“何を考えて、どのように進めるのか”
を伝えるという工程は省略。

気持ちはある。
行動は、ない。

第2位|「今はタイミングじゃない」と判断したとき

忙しそう。
機嫌悪そう。
今日じゃない気がする。

そうやって公私混同。

“やらない判断”を感情最優先に選択した結果、
なぜか「判断した=対応した」という気分になる。

だけど、そのタイミングを二度と掴むことはない。
終わった案件扱いとして終了。

ミスをしたときに「聞いておけばよかった」と後悔することで気付く。

第1位|「落ち着いたら話そう」と言った瞬間

「一回、落ち着いたら話そうと思ってて」

この一言で、
脳内ではもう“話した後の自分”になっている。

実際にスケジュールやタスクを洗い出すとわかること。
大した予定も入ってない。
膨大な時間も取ってない。
締め切り間近の案件にも追われていない。

――その「落ち着く日」、来ません。
全ては、脳のバグから生まれた、忙しいという勘違い物語のせい。

おまけ|伝えた“気がする”が増える職場の共通点

伝えた“気がする”が増える職場の共通点は機動戦士がいる。
スーツという戦闘服を身にまとい時間と戦う。

・忙しい
・真面目
・悪気がない

そして全員、
「ちゃんとやろうとは思っている」ルーティンを繰り返す。

新しい改革案が出るはずもなく、
ルーティンからのズレのみ修正が可能。

時代変化の波のズレには余計に気が付かない。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

鎌田千穂プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

業務改善と人材育成のプロ

鎌田千穂プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼