アンパンマン世代に多い「ここじゃない症候群」

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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1990年代アンパンマン大好き世代に多い話

お話を伺いながら、1990年代のアンパンマン世代に多い悩みがあります。

子どもの頃から
「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」
という、わりと重めのテーマを
アンパンマンの歌で毎週刷り込まれて育った世代。

その影響かどうかはさておき、
やたら自分探しをする世代が、きれいに固まっている。

正直、仕事柄よく会うたびに思います。

そんなに頻繁に迷子になります?

30歳前後に多い「ここじゃない気がする症候群」

それで、30歳前後になると、だいたいこれが始まります。

私には、もっと輝ける場所がある気がするんです。
このままじゃ、何のために生まれてきたかわからない。

うん、君もハマったんだね。
“ここじゃない気がする症候群”。

今の職場が違う気がする。
今の役割も違う気がする。
今の自分、まだ本気出してない気がする。

そして場所を変わってみて、しばらくすると——

……やっぱ、ここじゃない。

もうこれは才能でも迷いでもなく、
定期健診みたいに来る人生あるある。

アンパンマンの顔は、いつも光っているわけじゃない

そもそものお話。
アンパンマンの顔だって、
常にピカピカ発光しているわけじゃありません。

アンパンマンは
自分が輝く場所を探して飛び回っているわけじゃない。

暗いところに行って、
誰かを照らして、
その結果、周りが明るくなる存在。


自分が光る場所を探して回ってウロウロしてない。
つまり、誰かと共に輝きを育んでいるわけです。

作家の意図やメッセージが、どこかでズレて伝わっているなぁと感じるのです。

輝ける場所は育むもので探すものじゃない

だから思うのです。

輝ける場所は、どこかに用意されているものじゃない。
自分がその場所を照らすことで、結果的に「輝いた場所」になる。

そして大事なこと。
それは、リアルに頭が光ってる人は置いといて、
才能だけ光らせようとしても、眩しすぎて嫉妬される。

そう眩しすぎると、だいたい周りは目を細めて引きます。
酷い場合は、排他的行為の対象になる場合も。

弱め発光で、ちょうどいい

だからこそ、最初は弱め発光が丁度いいのも日本組織の課題。
残念なことに、理解ができないほどの眩しすぎる少数派にいたっては、直ぐに発達に課題があるくらいに扱われがち。

弱め発光でOK。
チカチカしててもOK。
たまに点滅してても問題なし。

発光体かどうかは、
自分で決めるものじゃなく、周囲が決めるものだから。

「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」は、
考え続けるテーマじゃなくて、日常で“実際にやってみる”ものです。

最後に…

とはいえど、人の相談には冷静に答えられるのに、自分の人生については、

とはいえ、私も含めて。
人の相談にはわりと冷静に答えられるのに、
自分の人生については、普通に迷いますよ。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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