“わかる”という言葉:共感と理解のあいだにある心のすれ違い

人間の“都合のいい理屈”と現実のズレに疑問が多いもの。
話を聞いていると良く「ん?」と思う瞬間が必ずある。
血圧や体型、飲酒量も同じ。
控えなければならないと思えば思うほど、つい自分に都合のいい理屈を作りがち。
今日は、そんな日常の小さな矛盾を、ちょっとまとめてみました。
血圧編:薄めても塩分は減らない
血圧を気にしている方の言葉。
「昆布茶を薄めたら血圧は大丈夫。薄いから塩分は減る!(きっぱり)」
……味は薄くなるけど、何杯も飲めば結局塩分はそのまま。
理屈は合ってるけど、現実はちょっと意地悪。
「薄めれば安心!」と思った瞬間、体はちゃっかり元通り。
体型編:カロリーゼロでも摂取量が増えたら結果は同じ
体型を気にしている方が、
「カロリーゼロのチョコなら太らないですよね」
……表示はゼロ。
でも、腸は人工甘味料の甘味センサーで勝手に反応して、止まらなくなる。
「ゼロって言ったのに…!」と体は正直。
理屈ではゼロでも、腸は完全スルーできない。
でも、腸は人工甘味料の甘味センサーで勝手に反応。
やめられない止まらない状態のカロリーゼロ依存症まっしぐら。
そう、カロリーゼロって書いていても糖質+カロリー入ってるんだから止まらなくなったことを過食というのです。
飲酒量編:度数を下げても成人病は隣り合わせ
飲酒量を気にしている方。
「アルコール10%だから、たくさん飲んでも大丈夫で」
……度数は下がった。
でも、脳は勝手に酔った気分になり、顔は赤くなるし、カロリーや糖質もちゃっかり吸収。
血糖値の上昇や体重増加、脂肪肝の心配はないのか???
理屈と体の反応のギャップに、思わず「おいおい」とツッコミたくなる。
SDGs編:植物由来?確かにそうだけど…
SDG’sや成分についての価値や未来を真剣に語る。
「牛は草を食べて育つから、牛肉は植物由来」という。
……確かに。
そういわれると草食動物だし、理屈はきれい…。
でもさ、食べるのは肉食の人間。
植物由来の生き物のお肉。
うーん、その計算式、どこから来た?
反面教師:私もやってるよね~
一部分だけ見れば筋は通る。
どれも間違ってはいないように感じる変な安心感。
でも、全体を俯瞰すると、ちょっとズレている。
人は安心したいとき、つい理屈を発明する。
……で、最後にふと思う。
これ、私も普通にやってるな。
理屈と体の反応のズレは、誰にでもある。



