宣伝文句に流されて、訳が分からない資格を取ってしまう人

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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「将来に役立つ」に、弱すぎる問題

これからの時代に必要
今後、確実に需要が伸びる
未経験でもOK

こういう言葉を見ると、なぜか胸がざわつく。

役に立つなら。
損しないなら。
今やっておいた方がいいなら。

そうして、よく分からないまま申し込む。
「将来に役立つ」がキラーキーワード。
その言葉に弱すぎる問題

取った本人が、一番説明できない

問題はここから。
面接の際、資格のことについて尋ねる。

「何の資格ですか?」
と伺うと、大半が答えがやたら長くなる。
しかも途中で、自分でも何を言っているのか分からなくなることも多々。

「将来に役立つ=就職に優位」と思ってしまい、
どうして必要な資格だと思ったのか、
自分で理解ができていないことの方が多いから。

資格は「安心」を買う商品?

多くの人は、
能力を買っているわけじゃない。

買っているのは、
「何かやっている自分」という安心感。

・動いている気がする
・置いていかれていない気がする
・将来に備えている気がする

でもそれは、
前に進んでいる感覚であって、
前に進んでいる事実とは限らない。

資格が増えて、動けなくなる現象

資格が増えるほど、
選べなくなる人がいる。

あれもある。
これもある。
どれを使えばいいか分からない。

結果、何も始まらない。
武器を集めすぎて、持つだけでどれも扱えないままになる。

問題は資格ではなく順番

誤解してほしくないのは、資格が悪いわけではない。

順番が整うことが先。

・何をやりたいのか
・誰の役に立ちたいのか
・どんな場面で使うのか


これが決まる前に、
「取った方が良さそう」で動くと、
だいたい迷子になる。

資格を本当に活かせる人は説明が短い

資格をちゃんと活かしている人は説明が短い。

「これで、◯◯ができます」
それだけで終わる。

肩書きは多くない。
でも、迷いがない。

資格が欲しい時、本当に欲しいのは何か

資格が欲しくなる時、
本当に欲しいのは「安心」や「自信」だったりする。

もし今、
資格ばかり増えている感覚があるなら、
一度立ち止まって考えてみてもいい。

自分は、 何を証明したいのか。
どんな将来を思い描いているのか。


資格は、その後で十分に間に合う。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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