既読一発で脳がフル稼働する不思議な現象

さぁ、今週も金曜日になりました。
福岡を語る上で、忘れてはならない偉人伝。
毎週金曜日のお約束。
今日は、福岡市出身の喜劇役者・お笑い芸人。
木村進(きむら すすむ/1950年〜2019年)
吉本新喜劇で活動し、座長も務めた人物のお話です。
目立つ人の話ばかりが残る世界で
芸能の世界では、
分かりやすく成功した人の話が残りやすい。
売れた。
当たった。
名前が知られた。
そうした経歴は、時間が経っても語られます。
一方で、
長く現場に関わっていた人の履歴は、
あまり大きな声では残りません。
木村進の経歴も、どちらかといえば後者です。
舞台という仕事場
木村進の主な活動の場は、舞台でした。
吉本新喜劇。
同じ台本でも、
同じ条件で進む日はありません。
その日、その場の空気で、舞台は変わっていく。
そうした生き物のような現場。
木村進は長く立ち続けていました。
吉本新喜劇の座長も務め人気を博した
やがて木村進は、
吉本新喜劇の座長を務めるようになります。
それは、劇団のリーダー。
そこから舞台の総合プロデュースを担う中心人物という大役です。
舞台に関わり続け、役割を担っていました。
芸を磨き舞台に関わり続けた
芸の世界では、
続くこと自体が簡単ではありません。
流行が変わり、
世代が入れ替わり、
求められる役割も変わる。
その中で、木村進は舞台の現場に居続けました。
履歴として残っているのは、
目立った成果よりも、
その時間です。
木村進の生き方から考える
人生に迷っているとき、
私たちはつい、
目立っている人
分かりやすく評価されている人
と自分を比べてしまいます。
ですが、世の中には、
・派手ではない
・評価が分かりにくい
・それでも、長く関わり続けている
そんな経歴を持っている人の方が遥かに多い。
当たり前のことを当たり前にする。
そういった生き方って思った以上に難しいものです。
編集後記
誰かの人生を見て、
「こう生きるべきだ」と決めることはできません。
ただ、生き方の形が一つではないと理解を深めると、
少しだけ、呼吸が整うことがあります。
福岡市から、笑いの現場へ。
長い時間、同じ場所に立ち続けた芸人がいた。
そういう生き方も個人が選んだひとつの歩みです。



