新しい視点で人生をリデザイン:毎日を意味あるものに
目次
寝る直前に「脳内言い返し大会」が始まる誤作動
もう終わった会話と、なぜか再戦し続ける脳内会議。
布団に入って、電気を消して、
「今日はもう何も考えず寝よう」
……その瞬間。
昼間は出てこなかった完璧なセリフが、
急に脳内に現れる。
いや、それは違うでしょ
そこはこう言えばよかった
今さらだけど、やっぱり納得いかない
なぜか始まる、
相手不在の言い返し大会。
相手はいない。なのに戦っている
不思議なのはここ。
もう終わった会話。
連絡も来ない。
相手はたぶん寝ているか、まったりとリラックスタイム。
なのにこちらは布団の中で、
相手不在の第二ラウンド、第三ラウンドに突入。
逆さにしても勝つことはない。
そして、勝っても意味がない。
不毛な戦いを、なぜか布団の中で全力で続ける。
このバグ、相手への怒りが原因じゃない
ここでよくある勘違い。
自分は執念深いのかも
気にしすぎなんだろうな
違う。
この現象が起きるのは、
その場で自分を守る言葉が出なかったとき。
自己弁護や承認欲求の不満状態が継続しているから
脳はずっと気にしている。
ちゃんと説明できなかった
軽く扱われた気がする
納得して終われてない
相手と戦っているように見えて、
実は――
自分の中の未処理案件と戦っている。
脳は“正義の回収”が終わるまで寝ない
脳にとって、
「言い返せなかったまま終わる」ことは、
書類を出し忘れたまま退社するようなもの。
だから夜になると、
勝手に続きをやり始める。
・こう言えばよかった
・こう言えば自分は下に見られなかった
・こう言えば負けてなかった
それこそが、脳内クレーム対応センター。
脳は“正義の回収”が終わるまで寝ない。
営業時間?
知りません。
この言い返しは布団の中だけの物語
ここでひっくり返る。
脳内で何度勝っても、
相手には一切届かない。
布団の中の脳の中だけの物語
現実は、自分の疲労だけは確実に増える。
つまりこのバグ、
最終的に一番ダメージを受けているのは自分。
勝者なし。
観客なし。
実況だけうるさい。
じゃあ、どうするか
何と戦っているのか向き合おう。
そして、勝とうとするのは何故かを理解すること。
翌朝、抱え込んでいる気持ちを本人に伝えるだけ。
相手の反応は一切期待しない。
そして「はい、その試合はもう放送終了」と決着をつける。
その際、相手の言葉を言い返す必要はない。
完璧なセリフもいらない。
「納得できなかったな」を認識するだけ。
そこで産業カウンセリングを組み合わせるコトがおススメ。
脳は意外と静かになる。
不毛な戦いほど自分を悲劇の主人公に仕立て上げる
今日もどこかで、布団の中で続く不毛な再戦。
それは
気が強いからでも、
性格が悪いからでもない。
ちゃんと自分を守ろうとした脳が、
タイミングを盛大に間違えただけ。
他人事だったら、人間らしすぎて、ちょっと笑える夜の脳内バグ。
自分のことだったら笑えない脳内バグのお話しでした。




