福岡の偉人:久留米市 風景版画の先駆者・吉田博

さぁ、今週も金曜日になりました。
福岡を語る上で、忘れてはならない偉人伝。
毎週金曜日のお約束。
今日は、北九州市出身の天本英世(あまもと ひでよ/1926年~2003年)
『仮面ライダー』で死神博士役などで知られる俳優のお話です。
目次
自分の“異質さ”を武器に変えた生き方を貫く
あなたは、
自分はちょっと人と違うかもしれない
このままでいいのかな
そんな風に感じたことが時々ありませんか?
もしくは、今そう思っているなんて言うこともあるかも。
もしそうなら、
北九州市が生んだ俳優 天本英世(1926–2003) の生き方が何かのヒントになれば幸いです。
北九州で育った、“普通じゃない”少年
1926年、福岡県北九州市に生まれた天本英世。
幼い頃から、どこか浮世離れした雰囲気を持つ少年だったと言われています。
決して目立つタイプではない。
ですが、言葉の選び方や立ち居振る舞いには、
周囲とは違う“独特の間”がありました。
その「違和感」は、
のちに天本英世の最大の武器になります。
主役じゃなくていい。自分の居場所をつくればいい
俳優としての道を歩み始めた天本英世。
しかし、いわゆる二枚目でもなければ、
万人受けするタイプでもありませんでした。
それでも天本英世は、
「自分を無理に変えよう」とはしませんでした。
怪しい学者、狂気をはらんだ人物、
どこか不気味で、忘れられない存在感。
天本英世は“主役を奪いに行く”のではなく、
作品の空気そのものを支配する俳優になっていきます。
『仮面ライダー』死神博士という到達点
多くの人の記憶に刻まれているのが、
『仮面ライダー』の死神博士。
あの独特の語り口、
静かなのに圧倒的な存在感。
不気味さを醸しつつ、何だか怖いもの見たさで目が離せない。
あれは演技というより、
「天本英世という人間が、役と完全に重なった瞬間」
といってもいいかもしれません。
若い頃に感じていた“自分は普通じゃない”という感覚が、
ここで一つの完成形になります。
天本英世が教えてくれる、心がラクになる3つのこと
天本英世の生き方を通じて学べること。
そして、何かしら訴えてくるものがある。
それが心がラクになる3つのことかなぁと感じます。
① 無理に「普通」にならなくていい
違和感は欠点じゃない。
磨けば、誰にも代われない個性になる。
② 目立たなくても、深く残ればいい
派手さより、記憶に残ること。
それが天本英世の美学でした。
③ 自分の役割は、自分で決めていい
与えられる場所を待つより、
“自分が立てる場所”をつくる生き方。
あなたの人生にも、天本英世的な立ち位置を
天本英世は、
「誰かみたいになる」人生を選びませんでした。
むしろ、
「自分はこういう人間だ」
と静かに引き受けた。
だからこそ、
唯一無二の存在として、今も語り継がれています。
編集後記 〜誰かにならなくていいという選択〜
私たちは気づかないうちに、
期待される自分
好かれやすい自分
そんなキャラクターを人生をかけて身につけ生きています。
少し盛って、
少し我慢して、
その場に合う自分を演じる。
ですが、それが続くほど、
本当の自分はだんだん薄くなっていく。
俳優という仕事は、その現実をとても分かりやすく映します。
役は愛されても、本人そのものの人柄を真っすぐに見られることは少ない。
そして本人が本人として立った瞬間、
「思っていたのと違う」と離れていく人もいる。
天本英世は、
そんな世界で“誰かになろう”としませんでした。
無理に寄せず、
削らず、
自分の質感をそのまま。
だから天本英世の演じた人物は、
派手ではないのに、
不思議と記憶に残ります。
もし今、
自分を作ることに疲れていたら。
誰かにならなくていい、
薄くならなくていい、
そのままのあなたで関わっていい。
とはいえ、倫理観や道徳心は人道的に必要なことですけどね。
北九州に、
そう生き切った俳優がいたことを、
金曜日の夜に自分と重ね合わせることができたら心が軽くなるかもしれません。
辛いなと思ったら、私にメッセージくださいね。
あ、もちろん有料ですよ。



