2024年の新入社員の傾向と育て方:Z世代の特徴と適応ポイント
12月になると、人は急に“全部片づけたくなる病”
12月のオフィス。
埃をかぶった観葉植物も「今年こそは役割を果たすぞ」と背筋を伸ばして見える午後。
普段は机の上で冬眠している同僚が覚醒。
突然掃除を始め、その勢いが“人”も捨てるのでは?と思うほどの気迫だ。
というのは、意外と思ってもないほどに的を射てるもの。
この時期、なぜか人は、
「今年の汚れ、今年のうちに」
の呪文にかかり、急に仕事のメールやら家の引き出しやらを片っ端から片づけ始めるのです。
片づける優先順位の誤作動
ちなみに片づけるのは“過去の仕事”ではありません。
だいたい“今はどうでもいい段ボール箱”の山と塊群。
本当に片づけるべきは
スケジュールの詰めすぎとか、
心の疲れとか、
あの気まずい既読スルーとか
なんですが、
何故か、そちら側は見ない。
そして、現実は片づけず、過去ばかり掃除し始めます。
これが12月の風物詩。
12月って、なぜか“帳尻合わせの季節”になる。
12月は罪悪感の総決算市にはいる時期
12月は一年の終わりで大掃除をしようという気になる。
だから同じく延長線上にあるのは気になること。
そう、「やりたかったけどできなかった」罪悪感の総決算市が始まる。
とはいえ、現実はこう。
掃除のやる気が出た人から順に、
余計な場所から片づけ始めて、
気づけば時間だけは光の速度。
それは片づけじゃなくて、ただの“脳の逃避行動”という。
でもまあ、片づけ中に昔の社員証とか見つけて
「うわ、若っ」
って言ってる時点で、もう12月の勝者。
来年こそは、本当に片づけるべきものから片づけよう。
…たぶんやらないけど。




