言葉は、熱すぎても、冷たすぎても伝わらない
目次
産業カウンセリングで怒りモードのお話があります。
それは、業務の返信はできないのに、Instagramで笑顔満面で満喫している姿がある。
そう、“SNSは触れる”のに、業務レスはゾウガメよりも歩みがのろい。
それよりも見ていないのか知らない素振り…。
じつはね。。。という事実を伝えることも良くあるのです。
最近のあるある:レス遅い事件
セッション中にレスが遅い方のお話も伺うことが増えてます。
LINEの返信はしんどいのに、
SNSは普通に触れるんだよね。
これ、もはや人類共通の現象となりつつある話題。
通知は山のように積んでるのに、
手は勝手にInstagramへ。
返信はできないのに“ストーリーの足跡”はつける。
既読はつけないのに“いいね”は押せる。
──この矛盾、ほんと何なんだ。
怠けてる?
性格の問題?
いやいや、実はこれ、脳の仕様です。
返信=ほぼ筋トレ、SNS閲覧=寝転んでポテチ
まず、返信は思っている以上にハード。
どう返す?
これ変じゃない?
変な空気にならない?
いや前のメッセージ何て書いてあった?(記憶喪失)
こういう“高度な人間関係タスク”が裏側で発生しています。
返信ってつまり、
座ってるように見えて脳だけベンチプレスしてる状態。
一方SNSは、
寝転びながらポテチ食べてテレビ観てるのと同じ。
脳が一切鍛えられない平和な空間。
そりゃ、疲れてたらポテチの方行くよね、って話。
疲れた脳は「反応しなくていい世界」が大好き
疲れているとき、人は
「自分が動かなくていい情報」 ばかり欲しがります。
SNSはまさにそれ。
ただスクロールするだけで、
世界の誰かが勝手に情報を流してくれる。
あなたは座っているだけで
「おもしろい動画」「かわいい猫」「謎のレシピ」
が次々に供給される。
返信ができないのにSNSが見られるのは、
あなたが弱いんじゃなくて、
SNSが“楽すぎる”だけ。
返信できない=ダメ人間ではなく、ただの「充電残量 7%」
返信できない自分を見て、
「なんか私って…」
と落ち込む必要はありません。
それ、ただの省エネモードです。
スマホだって残量7%のとき、
重いアプリは開きたがらないでしょう?
脳も同じ。
「ちょっと重い処理ムリです〜」
と静かにSOS出しているだけ。
かわいいじゃん、脳。
SNS触ってしまうあなたは普通
返信できない=弱っている
SNS見られる=元気
…ではなくて、
返信=高エネルギー
SNS=低エネルギー
ただこれだけの話です。
だからあの矛盾は矛盾じゃない。
人間として当然の反応。
返信できないときは、
「いま脳が休憩中なんだな」
とそっとしておいてあげてください。
そのうち勝手に動き出します。
…充電が20%くらいに戻ったらね
とはいえ、そんなに充電ができることも少なくて。
そんな時は産業カウンセリングで頭のリフレッシュ充電もお勧めです。
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