新卒のための効果的な仕事前の準備
自分の考えを伝えるのは、想像以上に怖い
自分のやろうとしていることや考えを伝えるって思った以上に怖い。
そして、想像すればするほど怖さ倍増。
やってみようと思ったことを話してみると、否定しか返ってこない。
そのうえ、ダメ出しばかりでディスられる。
聞いた側の考えを押し付けて、操作しようとする。
「どうせ無理」と言われ続けると、
自分のやろうとしていることを言葉で伝えること自体が怖くなってしまう。
反対されるのって辛いし怖いんだよね
誰かに否定されるかもしれない怖さ。
誰にも届かないかもしれない怖さ。
言葉にしたことで、何かが壊れるかもしれない怖さ。
応援してもらえると思っていたのに、反対される怖さ。
言葉で伝えることは、話がまとまってなくてもできる。
理解してもらいたい等承認欲求が高まれば伝える相手を選びたくなる。
相手を選びたくなる内容は人それぞれ。
たとえば——
自分が副業を始めた理由を誰かに話すとき
まだ形になっていないアイデアを、途中のまま共有するとき
SNSやブログで、自分の価値観や選び方を言葉にするとき
そんな自分が大事にしたいと感じている内容について、
「いいじゃん」って言われなかったら、やっぱり辛い。
つい、「今はまだ途中です」と、自己弁護の前振りを添えてしまうこともあるんだよね。
冷笑された瞬間、心は泣いている
そんな気持ちのまま、勇気を出して伝えた瞬間に、
誰かが茶化したり、冷笑したりする。
そういった時は、顔では笑っていても、心は泣いている。
語ったことよりも、否定された痛みは、深く突き刺さって心に残る。
心ない一言は、必ず自分に返ってくる
誰かの勇気を踏みにじり、優越感に浸る人ほど、
それがブーメランのように自分に戻ってくることに気づいていない。
誰かの“やろうとしている考え”を笑う人ほど、
自分の“新たな行動”を怖がるようになって、
失敗すらできない場所に、自分を追い込んでしまう。
産業カウンセリングで一番多い傾向です。
時々、“自分の中の何と戦っているのかな?もっと自分に優しくしてあげると心が楽になるのに”と、とても可哀そうになってしまい心が痛くなります。
誰にも踏み込む権利はない
だからこそ、「新しい何かを創造してみたい」と考えている人へ。
どうか、その勇気を手放さないでほしい。
誰かが好き勝手に評論したり、
誰かと比較して優劣をつけたりする権利は、誰にもない。
その人が何を選び、どう進むかは、その人だけのもの。
外から見て分からなくても、
その人の中には、しっかりとした理由がある。
やってみたいと考える思いがある。
自分自身が、自分を承認してあげてください。
飲み込んだ言葉を誰かに少しずつ伝える
そうそう、ほかにもあります。
それは、誰かに伝えてみようとしても何度も飲み込んだ言葉がありませんか?
産業カウンセリングをしていると、
その言葉を絞り出すように語り始める場面に何度も立ち会います。
本当は、もっと違う生き方がしたかった
副業って、誰かの役に立ちたいって気持ちから始まるんじゃないの?
今日も何も進まなかった。でも、ちょっとだけ考えた。それでいい気がする
私のやってることって、誰かに笑われるかもしれない
考えを誰かに話す前には、何度も頭の中でリハーサルして、
それでも、口に出すときには、身体が震える。
そんな経験、ありませんか?
私は常にありますよ。
言葉に出して伝えることは思考を整理するために必要
だからこそ言えるのは——
言葉に出して伝えることは、自分の中の声を自覚する。
思考を整理して整えていくために必要なんです。
言語化することは、誰かに伝えるためだけじゃない。
それは、自分の中にある“言語化できない心の声”を明らかにすること。
言語化することで、論点を整理して、思考を整える行為です。
もちろん、言語化した瞬間に、誰かに否定されるかもしれない。
でも、言葉に出して伝えるからこそ、自分の心にしっかり届くもの。
言語化するのは、自分の輪郭を少しずつ見つけていくための行為なんです。
誰かに笑われたとしても、言葉に出して伝えたことで、自分にも相手にも周囲にも残る。
だからこそ、私は産業カウンセラーをしているんです。
そもそも、人間の心理面というのは、
好き勝手な理想を押し付けて自分の満足を他人にグイグイ押し付けがちにできている。
そのうえ、独りよがりに期待をして、理想と違えば落胆するんですよ。
一人芝居を演じているとき程こそ、負のスイッチが入っているので、誰かがオフにしてあげないと一人ではオフにできないことの方が多くて。
言葉に出して伝えても安心できる場所がある
福岡市早良区小田部の静かな住宅街に、
そんな“言葉に出して伝えてもイイ”場所を創りました。
名前は「プチッチ起業家オフィス」。
ここでは、副業や創作を始めたい人が、
自分の言葉を育てるための時間を持つことができます。
法人登記も動画編集もできるけれど、
それ以上に大切なのは——
- 一緒に新しいコトを創造していくことで孤独を感じないこと
- 理解されないって諦めて孤独にならないための場所
- 相互尊重のもとで持続する関係づくり
言葉に出して伝えることが怖い人こそ、足を運んでみませんか?




