事務職希望者の迷宮:産業カウンセラーの視点から
その“暑さ”温度だけのせいですか?
エアコンはついてる。
冷たい飲み物もある。
扇風機も回ってる。
…なのに、
なんか暑い。
なんか疲れる。
なんか落ち着かない。
それ、もしかして「音が暑い」のかもしれません。
今回はそんな“音の温度”に注目して、涼しさと静けさを両立する空間づくりについて考えてみます。
音が暑いって、どういうこと?
音が暑いって、どういうこと?
- 夏の部屋って、音がフル稼働してます。
- エアコン「ブォォォ…」←ずっと言ってる
- 扇風機「ウィーン…カタカタ」←首振りのクセが強い
- 外からセミ「ミーンミンミンミンミン…」←もはやBGM
- 冷蔵庫「ブーン…」←地味に主張してくる
これらが全部響いてると、
脳が休まらない → 体感温度が上がる → なんか暑い。
つまり、音が暑さを増幅してるんです。
静けさがないと、涼しさも感じにくい。
これ、意外と盲点だと感じています。
静けさは、涼しさの親友
静かな部屋って、冷房弱めでも涼しく感じる。
それは、脳が休まるから。
つまり、静けさ=感覚の保冷剤。
じゃあ、どうやって“音の温度”を下げるか?
音の余白をつくる
- 音を減らす:不要な家電を止める
- 音を吸収する:布・植物・家具の配置
- 音を選ぶ:風鈴や水音など、心地よい音だけ残す
これは五感を研ぎ澄ます感覚の編集。
空間づくりというより、“暮らしの音環境デザイン”です。
まとめ:あなたの部屋、音が暑くしてませんか?
涼しさを求めるなら、温度だけじゃなく「音の温度」も見直してみる。
静けさがあるだけで、空間の空気が変わります。
それは、冷房よりも効く“感覚の涼”かもしれません。
この夏、あなたの部屋に「音の余白」、つくってみませんか?




