この世界、知らんことだらけ:Vol.3「カバの汗は赤くて美容にいいらしい

この世界、知らんことだらけ。
Vol.9「カタツムリは何を食べて、どう生きているのか」
“食べる”という行為から見えてくる、命のリズムと選択の話
カタツムリって、何食べてるか知ってる?
葉っぱ?土?それとも…なんか湿ったもの?
実は、彼らの食事は意外とバラエティ豊か。
そしてその“食べ方”が、ものすごく丁寧で、静かで、哲学的。
2万本の歯で、ゆっくり味わう
カタツムリの口の中には、約2万本の歯。
それを使って、葉っぱや苔を少しずつ削りながら食べる。
まるで「一口ずつ、ちゃんと味わう」みたいな食べ方。
人間界なら──
- スマホ見ながらじゃなく、ちゃんと“食べる時間”を取る人
- コンビニ飯でも、感謝して食べる人
そんな“食べる姿勢”に、カタツムリの美学を勝手に感じる。
食べること=生きること
カタツムリは、食べることで殻をつくり、命を維持する。
つまり、食べることは“自分を育てる”ことそのもの。
人間もきっと、食べることで
- 体をつくり
- 心を整え
- 明日を迎える準備をしてる
「何を食べるか」は、
「どう人生を生きたいのか」にもつながってるのかもしれない。
のろのろでも、ちゃんと選んでる
カタツムリは、なんでも食べるわけじゃない。
自分に合ったものを、ちゃんと選んで、ゆっくり味わう。
それって、人生の選択にも似てる。
- どんな人と関わるか
- どんな言葉を受け取るか
- どんな時間を過ごすか
全部、“自分に合ったもの”を選ぶ力。
アジサイの上にいる姿があるのでアジサイの葉っぱを食べるかと思ってた。
だけど、アジサイの葉っぱは毒があるので食べないらしい。
のろのろでも、ちゃんと選んでる。
食べることは、ただの栄養補給じゃない。
自分を育てる、静かな選択の積み重ね。
日々の食事が、明日の自分を育む。
明日の自分は、命ある限り、10年先、20年先。
年を重ねた体と共に未来の自分を育む。
カタツムリの食事風景に、そんな生き方のヒントを見た気がしました。
次回予告…。
のろのろでも、ちゃんと恋をする。
Vol.10「カタツムリは恋をすると、殻をこすり合わせる」
静かな恋の始まり。触れ合いのリズム。
“言葉じゃないコミュニケーション”の美しさについて。
資料出所
https://canij.com/14992/
https://hugkum.sho.jp/153788
https://digi-maga.net/katatumuri-siiku/



