ちゃんとしなきゃの“ちゃんと”の基準を見直すワーク

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

poosan

自分らしい“ちゃんと”を探す時間

完璧じゃなくて、自分らしい“ちゃんと”を探す時間とっていますか?

「ちゃんとしなきゃ」と思ったとき、
その“ちゃんと”って気持ち

誰のため?
何のため?

気づかないうちに、誰かの期待や誰かの評価を自分の基準にしてしまっていることがあります。

このワークでは、自分にとっての“ちゃんと”を見直し、
「ゆるくても誠実な自分」を取り戻すヒントを探してみてくださいませ。

STEP 1:私の“ちゃんと”リストを書き出す

まずは、頭の中にある「こうあるべき」を書き出してみましょう。

こうしなきゃすっきりしないとか
こうあらねば調子が狂うなんてものです。

- 朝は◯時に起きるべき
- メールはすぐ返信すべき
- 部屋は常に片付いているべき
- 感情的にならないべき
- ちゃんとした服装でいるべき

…などなど、思いつくままにどうぞ。

※ここでは“べき”をたくさん並べてOK。
ツッコミは後で入れます。

STEP 2:その“ちゃんと”は誰の声?

書き出したリストを眺めながら、問いかけてみます。

- これは誰の期待?(親?職場?社会?)
- いつからそう思うようになった?
- 本当に自分が望んでいること?
- これを守ることで、どんな気持ちになる?

ここで「え、これ別に私が望んでないかも…」と気づく項目が出てきたら、
それは“呪縛の解除候補”です。

STEP 3:ゆるくて誠実な“自分基準”をつくる

次に、リストの中から
これは残したいとか
これは手放してもいいかも…を選びます。

そして、下記のように言い換えてみましょう。
表

STEP 4:今日の“ゆるちゃんと”を宣言する

最後に、今日の自分に合った“ゆるちゃんと”をひとつだけ決めてみましょう。

- 「今日は“まあまあ”でOK」
- 「返信は夜でもいい」
- 「部屋が散らかってても、私は散らかってない」
- 「ちゃんとしない私も、ちゃんと好き」


この宣言は、誰かに見せなくてもいい。
でも、もし誰かが「ちゃんとしてないね」と言ってきたら、
「それ、私の“ちゃんと”じゃないので」と笑って返してみてください。

おわりに

“ちゃんと”は、誰かの期待じゃなくて、自分の心地よさで決めていい。

このワークが、誰かの肩の力をふっと抜くきっかけになりますように。
そして、現場でも「ゆるちゃんと」が広がっていきますように。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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