極端な自己基準による歪み:適度な「こうあるべき」と過激な「こうあるべき」

今週も半ばになった木曜日。
雨がしとしと降るときに心も涙模様になるときもある方。
今日はちょっとしんどいな、って思うことが溜まる方もチラホラ。
そんな心がお疲れモードだったりするときに読むお話です。
しんどいって感じた理由が「がんばってるのに、うまくいかない気がする」だったとしたら?
それは、ちゃんと自分のことを感じ取れている証です。
そうですねぇ。
わたしも何度も、うまく言えないまま胸がぎゅっとなる日がありました。
それは、今でもありますよ。
授業についていけないと感じたとき
わからないのに笑ってごまかしたとき
そのあと心がぽつんと遠くに置いていかれるような気がして。
そんな日があったからこそ、わかることがあるんです。
比べてしまうその気持ちは悪くない
「あの人ができているのに、自分は…」
そう思って落ち込む日って、どんより曇り空のようになることも。
…ですが、比べてしまうのはダメなことじゃない。
人と自分をくらべるって、それだけ “こうなりたい” があるからこそなんです。
本当は、ただ認めてほしかったり、
「私だって前に進めるはず」って、そう信じたい気持ちだったり。
そんな思いが、そっと顔を出しているだけなんです。
うらやましさの奥にある願い
「うらやましい」と思ったとき、
その奥に静かに眠っているのは、あなたの願いのかたち。
こんなふうになれたら、という希望。
ちょっと悔しさに見えるかもしれないけど、
その実は、とてもあたたかい気持ちなんです。
そんな気持ちがわかってきたら、自分に言ってあげてください。
「少しだけ〇〇をやってみようかな」って。
終わりに
焦る日も、進めない日も、あなたの一日。
無理に気持ちを切り替えなくてもいいんです。
「今日はちょっと疲れてるな」って、感じられる自分でいられるのは、とても大事なこと。
どうぞ今夜は、自分のことを責めずに眠ってくださいね。
今日もちゃんと、自分の場所に立っていた頑張り屋の自分にねぎらいを。
そして、相手を攻撃したくなる気持ちは、手放しておきましょうね。



