福岡の偉人:北九州市 推理小説の革新者 松本清張

この世界、まだまだ知らないことだらけ。
今日はカバの汗は赤い。
そして美容にいいらしいということ。
カバって、なんだか不思議な生き物。
あのずんぐりしたボディに、つぶらな瞳。
水辺でのんびりしている姿を見ると、こっちまで心がゆるんで、「いいなぁ…平和そうで」なんて思ってしまいます。
ですがそんなカバ。
じつは“お肌ケア”がめちゃくちゃハイスペック。
そんなことを知った日には、私の中のスキンケア番長がザワつきました。
え、汗じゃなくて美容液?
まず驚いたのが、カバには私たちのような「汗腺」がないらしい。
じゃあ、あの赤っぽい液体って何?
答えは、「皮膚から出る粘液」。
そう、“分泌系お手入れ”。
この粘液、出てすぐは無色透明。
ですが空気に触れると酸化して、赤やオレンジに色づくそうです。
そんなことは横に置いて、赤やオレンジ色に色づくものだから“血の汗”なんて呼ばれたり。
けれど、実際はれっきとしたスキンケア成分なのだとか。
しかも紫外線カット&抗菌つき
ヒポスドール酸とノルヒポスドール酸という成分が紫外線を吸収しつつ、細菌の繁殖を抑えてくれるらしい。
つまりカバは、何もせずとも“塗る→守る→潤う”のセルフスキンケアルーティンをこなしているということ。
朝の「うわ、塗り忘れた…」と日焼け止めに後悔しながら駅まで走る私とは、どうにもスキル差が大きい。
なんか、女子力が負けた気がする…。
…いや、戦ってもしょうがないですけどね。
見た目はゴツいのに、実は繊細。
カバの皮膚は分厚く、ライオンの牙すら通さないレベルの頑丈さ。
ですがその表面はとてもデリケートで、日差しや乾燥に弱いらしい。
だからこそ、自前の“赤い粘液”でお肌を守っているのだとか。
「強さと繊細さのギャップ」って、人間にもあるよね。
本当は傷つきやすいのに、笑ってごまかしたり、平気なふりしたりしてるあの感じ。
ちょっと、カバと重なるのかもしれない。
(´▽`*)アハハ
次回予告
Vol.4「リカちゃん人形は苦い。大人になって知る優しさ」
― 子どもの頃は気づけなかった、小さな“配慮”に、今さらじんわり感動するかもしれない話です。



