この世界、知らんことだらけ:Vol.3「カバの汗は赤くて美容にいいらしい

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:この世界、知らんことだらけ

カバ
この世界、まだまだ知らないことだらけ。
今日はカバの汗は赤い。
そして美容にいいらしいということ。

カバって、なんだか不思議な生き物。
あのずんぐりしたボディに、つぶらな瞳。
水辺でのんびりしている姿を見ると、こっちまで心がゆるんで、「いいなぁ…平和そうで」なんて思ってしまいます。

ですがそんなカバ。
じつは“お肌ケア”がめちゃくちゃハイスペック。
そんなことを知った日には、私の中のスキンケア番長がザワつきました。

え、汗じゃなくて美容液?

まず驚いたのが、カバには私たちのような「汗腺」がないらしい。
じゃあ、あの赤っぽい液体って何?

答えは、「皮膚から出る粘液」。
そう、“分泌系お手入れ”。

この粘液、出てすぐは無色透明。
ですが空気に触れると酸化して、赤やオレンジに色づくそうです。
そんなことは横に置いて、赤やオレンジ色に色づくものだから“血の汗”なんて呼ばれたり。
けれど、実際はれっきとしたスキンケア成分なのだとか。

しかも紫外線カット&抗菌つき

ヒポスドール酸とノルヒポスドール酸という成分が紫外線を吸収しつつ、細菌の繁殖を抑えてくれるらしい。

つまりカバは、何もせずとも“塗る→守る→潤う”のセルフスキンケアルーティンをこなしているということ。

朝の「うわ、塗り忘れた…」と日焼け止めに後悔しながら駅まで走る私とは、どうにもスキル差が大きい。

なんか、女子力が負けた気がする…。
…いや、戦ってもしょうがないですけどね。

見た目はゴツいのに、実は繊細。

カバの皮膚は分厚く、ライオンの牙すら通さないレベルの頑丈さ。
ですがその表面はとてもデリケートで、日差しや乾燥に弱いらしい。

だからこそ、自前の“赤い粘液”でお肌を守っているのだとか。
「強さと繊細さのギャップ」って、人間にもあるよね。

本当は傷つきやすいのに、笑ってごまかしたり、平気なふりしたりしてるあの感じ。
ちょっと、カバと重なるのかもしれない。

(´▽`*)アハハ

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鎌田千穂(産業カウンセラー)

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組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

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