がんばりすぎた日の「言い訳ノート」

私たちは日々、他人の愚痴や不満に直面することがあります。
そんなネガティブなエネルギーを注入されると心は荒むばかり。
その上、その内容に引きずられると、心は危険信号を発することにも。
特に共感力が高くて感情に敏感なタイプの人は要注意。
今回は、愚痴や不満に付き合わないための心得と、自分を守るための対策をご紹介します。
ネガティブなエネルギーに敏感な人々
私たちは日々、他人の愚痴や不満に直面することがあり、それに引きずられるとメンタルヘルスに悪影響を与えることがあります。
以下は、愚痴や不満に付き合うとどんな影響があるか考えてみましょう。
同調アンテナフル稼働の人
他人の感情に共感しすぎて、愚痴や不満を聞くと自分もブルーに。
共感するのは素晴らしいけど、ちょっとの距離感も大事です。
自己肯定感が揺らぎがちな人
自信がないと、他人の愚痴や批判を自分に向けられたものと感じちゃうことも。
自信を持って、自分を大切に!
感情のアンテナが敏感な人
他人の言動に敏感で、些細なことでも深く考え込むタイプ。
愚痴や不満は、メンタルに直撃するのでご注意を。
スーパーフレンドリーな助っ人
他人を助けたい気持ちが強すぎて、自分の問題みたいに感じちゃう人。
自分のエネルギーも大切にね。
現実逃避の名人
現実逃避の手段として他人の愚痴に付き合ってしまう人。
結果、自分の問題が山積みになる可能性大!
愚痴の泥沼に足を取られる迷惑な相手対策
愚痴の泥沼はあなたの心を重くする。
そして、負の感情に足を取られることを誘発させます。
迷惑な相手対策含めて考えていきましょう。
常時愚痴スポンジ
他人のネガティブなエネルギーの洗礼を受けると引きずられる。
愚痴と一緒に負の感情をスポンジのように常時吸収。
これは、最初は善意でも、後々心は重くなって辛い!
自分自身のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性があります。
良くある日常の事例と簡単対策
カフェで友達と話しているとき、気づいたら愚痴のオンパレード…。
気に入らないことを自分の常識を正論化して「私は間違っていない!」の被害妄想の歪んだ主張。
特に、歪んだ思想をとにかくクドクドクドクド…。
そんなときは、「あ、コーヒーが冷めちゃうから!」と話題を変えてみましょう。
無理して助けるヒーロー
自分の限界を超えて他人を助けようとすることで、疲弊してしまいます。
そうですねぇ。
負のスイッチが入るには順番があります。
同僚が毎日愚痴をこぼしているのを聞いていると、何とかしてあげないといけない気分になる。
↓
自分が愚痴の内容でミスをすれば、いつか自分がターゲットになりそうな強迫観念が増幅。
↓
次第に、その人の愚痴や悪口が自分に言われているように感じ始める。
↓
ついつい愚痴を言う人の顔色を伺い始め、無理して助けるヒーローに。
…とはいえ、これはその愚痴を言う人の知能的な戦略。
自分に優位になるようにあなたをマインドコントロールするための手段の一つかも。
頭から離れなくなって、自分の仕事に集中できなくなる危険性をはらみます。
簡単対策
その愚痴を言ってどうしたいの?
自分の期待することができない人は価値のない人なの?
他の話題はないの?
と気持ちや疑問を素直に伝えてみることが一番。
愚痴を言う人の殆どは、自分の思いどおりに人を操りたい人が多い。
ですが、どうしたら良いのか、自分の中の答えがない方が殆ど。
どうして良いのか答えがない、答えがないからできない。
できないから自分が正しいと主張した愚痴を広める。
そのことで自分の期待と理想に沿った相手に変えさせるために全力で仲間作りをするんです。
愚痴で自分を優位に立たせて他人をマインドコントロール
こういった行動はマインドコントロールのひとつ。
怖いですよねぇ。
気がついた方はその関係に関わりを持たなくなる判断は賢い選択。
そして、あなたの健康を最優先に考えることが一番です。
くれぐれも引っ張られないように。
空気を読んで抑え込むフィーリング体質
空気を読んで自分の意見や感情を常に抑え込むことで、自己肯定感が低下します。
感受性が高いと愚痴や不満のネガティブエネルギーも大きく受け止めやすい。
簡単対策
家族や友人との会話でも、自分の意見を遠慮なく伝えることが大切。
…とはいえ、伝え方も練習が必要ですね。
言葉はナイフにもなる。
あなたの感情のおもむくままに伝えることで、あなたの予期せぬ行動を相手が突発的に取ることもある。
その時に、「そんなつもりではなかった…。」となった時は悔いが残りますよ。
自分の伝え方に自信がないからこそ、産業カウンセリングに足を運ばれて、言葉について感性を磨く練習をされています。
依存関係にハマる
健康的でない依存関係は、相互の成長が阻害されます。
例えば、友人の愚痴にいつも付き合っていると、自分自身の時間がなくなることも。
特にSNSでチャットリレーが始まると気がつくと1時間、2時間と経過している場合もあるのでは?
オンライン電話で話すとあっという間に終わることでもです。
特にLINEは他のSNSと違ってこのチャットラリーが長くなる課題見られています。
そんな依存関係から抜け出し、自分で自分を律する力を育み、自立することを目指しましょう。
自己防衛のためのスーパーパワー
聞く範囲を限定する
愚痴や不満を聞く時間を制限して、自分のメンタルを守りましょう。
特に仕事の休憩時間にはポジティブな話題に集中するよう心がけましょう。
境界を設定する
他人の問題を自分の問題として受け止めすぎないように、適度な境界線を引きましょう。
「これ以上は無理!」と自分に言い聞かせることも大切です。
自己肯定感を高める
自信を持って、他人の意見に振り回されないようにしましょう。
例えば、朝のルーチンに自己肯定感を高めるアファーメーションを取り入れることも効果的です。
ポジティブなアクティビティに取り組む
趣味や運動など、楽しいことに取り組むことでネガティブな影響を軽減できます。
週末には自然の中でリフレッシュするのも良いですね。
専門家のサポートを受ける
産業カウンセリングや心理療法など、専門家のサポートを受けることもオススメ。
愚痴や不満の影響を軽減でき、自分の心の枠を解くことが近道です。
心のプロに頼るのも大事!
自分なりの工夫を実践
それぞれの人には独自のアイディアがあるかもしれません。
自分自身の方法を見つけ、それを実践してみることが一番です。
例えば、愚痴ノートを作って愚痴を書き出すことで、自分が何に囚われているのか心の整理をすることも効果的。
こうすることで、自分自身が何に囚われているキーワードや思い込みがわかることも多々。
そのことで、前向きなアクションを取ることができます。
まとめ
これらのポイントを踏まえ、愚痴や不満に影響を受けやすい性格タイプや付き合うべきではない行動や状況について学び、自分を守るための対策を取りましょう。
他人のネガティブなエネルギーに汚染されないように、自分の心の健康を最優先に考えること。
ネガティブエネルギー放出するグループの仲間入りをしないこと。
適切な境界を設定し、自己肯定感を高めることで、より健全な人間関係を築くことができます。



