続編:アンコンシャスバイアスの種類
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
子育てを振り返る
お正月に子どもが帰省。
3人の子育てが終わったいま。
子どもたちとの思い出がたくさん蘇ります。
そんなときに、若いママやパパが子育てで悩んでいるのを見ると、ちょっとアドバイスをしたくなることがあります。
子育ての失敗と成長
子育てでは毎日のように失敗の連続。
思い出すのは、子どもを叱った後で「あれは違ったかな」と思うこと。
もっと話を聞いてあげたら良かったと後悔することも多い。
ですが、そんな失敗を恐れていては子育てなんてできません。
子育ては、育児情報誌や教育評論家が言っているような「教育活動」や「知育開発」とは違います。
手探りで上手くいかなくて。
いろいろな人があーだこーだ言うんです。
「横からごちゃごちゃ、うるさい!」って泣きたいことだって沢山。
子育ての本当の姿
子育ては子どもとの魂のぶつかり合いであり、戦いであり、感情の嵐。
当然、失敗することもある。
「しまった」と思うこともある。
ですが、その時はお子さんをぎゅっと抱きしめて、正直に謝ればいいのです。
そのことで、悔いていつまでも引きずる「あなたの心」をあなた自身が許すことができるんです。
失敗を恐れないこと
とはいえ、若いママやパパ、失敗を恐れないでください。
マスコミや世間の教育論に振り回される必要はありません。
あなたが生きてきた中で学んだこと、感じたことを全身全霊で子どもに伝えてください。
そして、本気で向き合ってください。
大事なことは本気で向き合うこと
怒ってもいいし、理不尽でもいい。
叱りながら泣いてもいいし、間違って教えたことでも大丈夫。
大事なのは、本気で向き合うこと。
そして、間違えた時にはどうやってそれを正すか。
その過程と背中を子どもに見せることこそが教育です。
全力で子どもを愛し続けることが、教育の本質です。
子育ての終わりと親としての成長
子育てが終わると、子どもは巣立っていきます。
私の3人の子どもも全員が結婚しました。
20年、30年なんてあっという間。
子どもが巣立つその日、親は達成感や安堵感を感じるかと思っていたわけです。
ですが、実際にはただ立ち尽くすだけ。
ただただ、後ろ姿を笑顔で見送り、感謝で見守る。
そして、信頼しなければ送り出せない。
それが「子離れ」です。
そして、それが親が子どもから最後に教えてもらうことなのです。
新たな人生の始まり
子育てが終わった後の人生は、今までよりもさらに長い。
これまでは「親」だった。
けれど、これからは自分自身の人生を歩んでいかなければなりません。
親だった頃は手が離れるのを願い。
親の役目が終わることがこんなにも切ないとは、当時の私は考えも及ばず。
ですが、子離れができない親は、いつまでも子どもに依存してしまいます。
そんな親だった大人の姿を子どもには見せたくないものです。
私が子どもたちを通じて言えること
たくさん間違えたけれど、立派に育ってくれて本当にありがとう。
そして、失敗ばかりの母親を母親として慕ってくれてありがとうです。
子育ては失敗や後悔がつきものですが、それでも全力で子どもと向き合い、愛し続けることが大切。
若いママやパパのみなさん。
恐れずに本気でぶつかってください。
そして、間違えた時には正直に謝り、また前へ進みましょう。
子どもたちはその姿から多くを学び、きっと立派に育っていってくれるのです。