何かがないから就職できないは思い込み
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
他人の評価は加点、自分の生活は引き算
他人を評価するとき、良いところを見つけて加点していくことってあるある。
あの人ってなんだか才能があるよね。
コミュニケーション能力が高いよね。
こんな風に思うことって、日常の中で誰しも一度はあることかと。
ですが、なぜか自分の生活は減点法で厳しく評価してしまっていませんか?
過去の私は、そんな風に自分を見てきた時期がありました。
・・・そうですね。
新しいプロジェクトを起こそうとした時や独立したばかりのとき。
自分に対して、上手くいかない理由を探しては、それをクリアしてきたわけで。
自分の考えを見直す
いまでも、一生懸命になればなるほど、自分の経験値や生活は減点法で厳しく評価してしまうことってあるんですよね。
ですが、ある日ふと「まだまだだな」という言葉を自分に課せるのは、本当に必要なんだろうか?と疑問になってしまって。
そして、自分に投げかける言葉を変えてみることにしました。
その一つは「ここまでよくやったじゃん!」という投げかけです。
50代は今を楽しむ!
若い頃は、成長のためには常に自分に厳しくするのが大事だと思っていました。
ですが、50歳を超えたあたりから「悔いのないように今を全力で楽しむ」ことに意識を向けるようになったんです。
そして、家事・育児、生活水準や事業をあれこれと模索しては必死に生きる。
毎日が自分の計画通りにいかないことに苛立ちを感じるわけで。
活発に行動しているからこそ得られるものも多かったはず。
・・・ですが、ちっとも楽しくないんです。
そこで、自分にも相手にも「ここまでよくやったじゃん!」と声をかけ始めました。
たったそれだけなのに、心も体もみるみると軽くなって。
そして、笑いが増えていくし、誰にでも優しくなれるんですよね。
毎日がとっておきの日にできる
例えば、洋服の使い方。
お気に入りで大事に使っていたお出かけ専用のダウンコート。
気がつくと付属のアクセサリーがボロボロになっていて。。。
もっと頻度高く使っていたら良かったとクローゼットから出してがっかり。
そうなると考え方も変わります。
始めたことは、外出用と普段使いを分けていることの見直し。
今は「とっておき」にしていたものを普段使いにしました。
そのことで、お気に入りを大事に扱い、安価な服を普段使いにしていたことは、物を価格で判断する癖につながっていたと気づきました。
これを変えたら、毎日が「とっておきの日」になり、生活がもっと豊かに感じられるようになりました。
心の整理で心もスッキリ!
日常の中で「とっておき」の瞬間は、今日この日のこの場所にあります。
だからこそ、今日を一番大事な日だと考えて食器を選ぶ。
必要な食器は数枚のお気に入りだけで十分だと思えるようになりました。
不要になった器は捨てずに植木鉢やアクセサリー入れとして再利用。
こうして、身の回りの物が減ると、不思議なことに心にも余裕が生まれるんですよ。
心のスペースを空ける
物が減ると、その空いたスペースには「心」が入ってきます。
イライラすることが減り、心のスペースが増えることで、ストレスや怒りの感情も減少。
より穏やかな気持ちで日常を過ごせるようになります。
まるで淀んで水が溜まった小さな池から地平線が見える海になったかのような感じですかねぇ。
心の整理
心が整理されると気持ちも変わります。
忙しいという気持ちも怒りやストレスも不思議と減っていくもの。
以前は伝えている言葉を自分の価値観で切り取り、歪んだ解釈をする方々に、憤りを覚えていたこともありました。
ですが、そんな自分が小さいなと笑えるんです。
そして、もっと穏やかに生きていい。
相手が私に対して勝手に期待している理想を押し付けたような評価に振り回される必要もない。
そんな風に感じるようになりましたねぇ。
まとめ: 自分をホメて心も生活もスリム化!
自分を「ここまでよくやった」と褒めることで、心が軽くなり、身の回りの物もスッキリします。
より穏やかで豊かな人生を楽しむために、毎日を大切にし、心のスペースを空けること。
物の価値を見直し、環境にも配慮した生活を送ること。
心も体も軽やかに、そして充実した日々を過ごすことができるのです。
あなたも、まずは「とっておきの整理」から心の引き算はじめてみませんか?