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チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
目次
キャリアアップ:新しいスキルを身につける場所
転職を考えている時や失業中に「新しい資格やスキルを身に付けたい」と思ったことはありませんか?
そんな時におすすめなのが職業訓練校。
職業訓練校がどんな施設なのか、対象者や受け取れる給付金、用意されているコースの種類について見ていきましょう。
職業訓練校って何?
「職業訓練校」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。
ですが、「仕事のための技術を学ぶ場所」という以上のことを知らない方も多いかもしれません。
まずは、職業訓練校がどんな施設なのかを確認してみましょう。
国や自治体が運営するスキルアップの場
職業訓練校は、失業中または求職中の人が再就職を目指して技術を身に付けるための施設。
国や自治体が直接運営する施設や、委託された民間の機関でも訓練が行われています。最近では「ハロートレーニング」という愛称でも呼ばれています。
職業訓練は「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2種類。
建設関連やIT系から事務、介護、美容までさまざまなコースが用意されています。
誰が対象?入学条件は?
職業訓練は求職者全てを対象としています。
失業中の人だけでなく、在職中でキャリアアップのために転職したい人も条件に合えば入学できます。
とはいえ、入学の要件があります。
原則として受講開始日からさかのぼって1年以内に公共職業訓練を受講していないこと。
公共職業訓練と求職者支援訓練の違い
公共職業訓練と求職者支援訓練の違いは何でしょうか?
それぞれの対象者や特徴を確認して、自分に合った訓練を見つけましょう。
公共職業訓練の概要
公共職業訓練は以下の4種類に分かれています:
離職者向け
雇用保険を受給している人対象。
訓練期間は約3カ月~2年でテキスト代以外は無料です。
在職者向け
仕事に就いている人対象。
訓練期間は約2~5日と短く、受講料は有料です。
学卒者向け
中学・高校卒業生対象の有料訓練で、1~2年かけて行います。
ハンディキャップがある人向け
ハローワークの求職者のうち障がい者対象の無料訓練があります。
求職者支援訓練の概要
求職者支援訓練は主に雇用保険を受給できない人が対象。
テキスト代以外は基本的に無料で、受講期間中に手当や給付金を受け取れる場合もあります。
訓練期間は2~6カ月で、民間教育訓練機関が行います。
職業訓練のメリット
職業訓練にはさまざまなメリットがあります。
技術やスキルを身に付けられるだけでなく、受講料がかからず給付金を受け取れることも大きな魅力。
無料で受講できるって本当?
ハローワークの求職者であれば、公共職業訓練も求職者支援訓練も基本的に無料。
テキスト代は自費。
民間機関での訓練も無料。
ですが、在職者や学卒者対象の訓練は有料です。
資格も取れる?就職支援もバッチリ!
訓練後に資格を取得することも可能。
受験料は自費ですが、しっかりと準備ができることが魅力。
独学が不安な人には大きなメリットです。
また、キャリアコンサルティングや個別面談などの就職支援も受けられます。
給付金がもらえるって本当?
訓練受講中の生活支援として給付金を受け取れる場合があります。
一定の要件を満たすと、雇用保険の基本手当に加えてさまざまな給付金や手当が支給されます。
詳しい条件については個別に違うこともありハローワークでしっかり確認しましょう。
どんな手当・給付金が受け取れる?
職業訓練校で給付金や手当を受け取るには、一定の要件を満たす必要があります。
以下に、公共職業訓練(離職者向け訓練)と求職者支援訓練それぞれの手当や給付金の種類と要件を紹介します。
公共職業訓練(離職者向け訓練)の手当
日額500円の受講手当
通所手当:交通費
寄宿手当:月1万700円
求職者支援訓練の給付金
訓練受講手当:月額10万円
通所手当:4万2,500円まで
寄宿手当:月額1万700円
要件を満たすと、これらの手当を受け取ることができます。
詳しい条件についてはハローワークで確認してください。
まとめ
職業訓練校は、スキルを身に付けたい求職者にとって非常に有益な施設。
無料で受講でき、資格取得や就職支援が受けられ、給付金も受け取れるメリットがあります。
職業訓練校を活用して、新たなキャリアを開拓してみてはいかがでしょうか?
忙しいって褒め言葉 ショート動画
https://youtube.com/shorts/C0O-QqJluYo