謹賀新年
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
さて、昨日からの続きで、心のエネルギー泥棒について。
もう、モチベーションだだ下がりの洗礼というのがあります。
それは何かというと、愚痴や不満からくる悪口。
心のエネルギー泥棒の一形態として考えられます。
こうした言動は、自分も影で言われているんじゃないだろうか?
どうして本人がいないところ話すんだろう。。。
そんな猜疑心だけでなく、やっぱり聞いていても気持ちがいいものではないですね。
私は常に思うこととして、ギャラが発生しない限り、時間も奪われるわけで、何のメリットもないのですよ。
一番理解が出来ないことは、本人がいないところで色々と改善策を提示すること。
本人がいないところで、どんなにヒートアップしようとも、何も変化しない。
この人は一体どうしたいのだろうと思ってしまいます。
特に、「~してくれない症候群」の人は、モチベーションだだ下がりの猛威を振るいますからご用心。
「~してくれない症候群」のお話が気になる方は下記のブログに記載しています。
『~してくれない』が引き金に:怒りの爆発とその対処法
できないことばかり言う人は同じような人と仲が良いもの。
そういった方々に囲まれていると心のエネルギーは消耗します。
それだけでなく、関われば関わるほどに、やる気を根こそぎ奪われガチ。
ストレス性の疲労を引き起こすことも多々。
愚痴・不満・悪口の影響
心のエネルギー消耗
愚痴や不満、悪口を聞かされると、そのネガティブなエネルギーが伝わります。
聞き手は負の感情をぶつけられることでエネルギーが消耗されます。
感情的負担
他人の愚痴や不満を受け止めることで、感情的な負担が増すもの。
本来なら、本人に直に伝えると良いのですが、本人には言わないのです。
そのため、自分の考えに同意する人探しをしているにすぎないことも多く、自分の正しさを確認しているだけも多々。
とはいえ、聞いている側は、何かしないといけないように感じやすくなる。
そのことで、気持ちが追い込まれ過度なストレスを感じやすくなります。
やる気が奪われる雰囲気
負の話題が続くとどんよりとした曇り空のような重い雰囲気に。
全体的なムードが低下します。
解決策の欠如
愚痴や不満はしばしば問題を解決するための建設的な対話ではないことが多々。
単に負の感情を吐き出すもの。
そのため、勝っているのは「わかって欲しい」気持ち。
状況を改善する手助けは必要とされていないものです。
もちろん、解決策が欲しいと言われます。
ですが、解決策を提案したら、「わかっていない」と気持ちをぶつけられることも。
結局、堂々巡りで同じことを繰り返します。
愚痴・不満・悪口の取り扱い方
適切な境界を設定する
愚痴や不満を聞くのが負担になる場合、自分の限界を伝えます。
自分なりの適切な境界を設定することが大切。
肯定的な話題に転換して伝える
良いことも悪いことも表裏一体。
肯定的に捉えてみるとどのようなことがあるのかを考え話題を転換する。
そんな考え方もあるのかと気づきを促すことで負のエネルギーを相殺する事ができるのです。
助言や解決策を提案しない
愚痴や不満を聞いたとき、建設的な助言や解決策を提案することで、感情の矛先が自分に向けられる事があります。
「〇〇という風に感じたんですね。」と自分の考えとは違うという姿勢を保ちましょう。
適度な距離感を持つことができること。
相手の冷静さを取り戻す手助けにもなる。
そもそものお話。
愚痴・不満・悪口を言う方は、ただ自分の思ったとおりにならないことの怒りを何処かに発散したいだけ。
答えなど求めてないことが多いものです。
その場から離れて休息を取る
負のエネルギーに晒されることが続く場合、自分自身のケアを忘れずに。
眼の前にいるから負のエネルギーをぶつけられるのですから、その場から離れることもオススメ。
そして、適度に心の休息を取ることが大事です。
まとめ
心の平穏を保つ秘訣は『心の立ち入り禁止ゾーン』を作ること。
話を聞いて安易な同調や感情に賛同するというのは、理解し合うこととは違います。
安易な同調や賛同のせいで、自分も巻き込まれてしまうことも。
適度な距離感を保つことは、あなたにとってだけでなく、相手にとっても必要なことなのです。
提案をしてはいけない相手 ショート動画
https://youtube.com/shorts/W3si4-V83_k