リーダーシップとマネジメントの違い
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
序章: 好奇心と承認欲求とは?
好奇心は、私たちが新しいことを探求し、成長するための原動力。
一方、承認欲求は、他人からの評価や認められることを求める欲望。
今回は、好奇心が承認欲求とどのように組み合わさり、自分の成長と他者からの評価を得る力となるのかを深掘ります。
好奇心が承認欲求を補完する
好奇心が承認欲求を補完することで、私たちは新しいことに挑戦します。
そして、自分自身の成長に集中しながら、他者からの評価も得ることができますね。
好奇心によって生まれた興味や関心が、具体的な行動と評価に結びつきます。
今回も、御本人の許可をもらってお名前は仮称で、事例の一つとしてざっくりと伝えますね。
真由美さんの事例
真由美さんは、好奇心から新しいダンススタイルを学び始めました。
彼女は自分の成長を楽しみながら、ダンスコンテストで優勝。
友人たちからも高い評価を受けました。
積極的で建設的な事例
積極的なイメージ: 真由美さんは、YouTubeで見た新しいダンススタイルに興味を持ち、地元のダンススクールに通うことにしました。
毎週レッスンを受ける中で、彼女の技術はどんどん向上。
ダンスコンテストに出場する機会を得て、一生懸命練習し、見事に優勝。
友人や家族から「素晴らしいダンスだったね」と称賛され、彼女の自信はさらに高まりました。
心模様
真由美さんの心には、達成感と喜びが広がりました。
周囲からの賞賛が自信をさらに高め、自己成長への意欲が増していたようです。
打ち消すような事例
一方で、真由美さんは他人からの評価を気にしすぎて、新しいダンススタイルを試す勇気を持てなくなってしまったようです。
彼女は他人にどう見られるかを意識しすぎて、好奇心を抑えてしまいました。
自意識過剰気味になったことで、ダンスの上達よりも自分に対するプレッシャーが高まってしまった。
心模様
真由美さんの心には、失望感と自己否定感が広がりました。
そのことで上達は遅れてしまい、自分自身に対して不満を感じるようになっていました。
周囲の期待に応えられない自分に対して不安を抱え、成長する機会を逃してしまいました。
楽しさをすっかり忘れてしまったようです。
産業カウンセリングでの対応
承認欲求は攻撃心を増幅させやすいもの。
そして出来事を通じて、劣等感につながるか他者批判につながるかの2極化しやすい。
周囲の期待が自分の存在価値のように勘違いしてしまうことで、過度なプレッシャーを自分にかけてしまうものなのです。
産業カウンセリングを通じて、初心を思い出すことから始め、当初の気持ちを振り返りました。
ですがそれだけでは厳しかった。
そこで心理学的手法を取り入れ、次第に笑顔が戻り始めています。
そもそも、関わった頃は心が閉じていたこともあり、心の扉を開くまでに時間を必要としました。
結論: 自分の成長と他者からの評価の調和を図る
好奇心と承認欲求は、私たちが新しいことに挑戦し、自分自身の成長と他者からの評価を得るための強力な組み合わせ。
ですが、ここには自分の期待を自分に課せる自意識過剰気味は避ける工夫が必要なんですよ。
過度に一方に偏ることなく、両方の欲求を適切に満たすこと。
何故、そのことをやりたいと思ったのか、一番を目指すあまりに、人よりも超えなければならないという過剰期待感は自分が呼び起こすものです。
5年先、10年先はどんな自分で在りたいのかを意識。
すると、持続的な成長と満足感を得ることができますよ。
人からの承認してもらうことはほどほどに。
自らが自らを承認できるようになると心根は強くなります。
好奇心と承認欲求 ショート動画
https://youtu.be/ep4D9HOZu00