ファーストペンギン精神

チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。

ファーストペンギンとは？

「ファーストペンギン」という言葉、みなさんは聞いたことがありますか？
これは、群れの中で最初に海に飛び込む勇敢なペンギンのことを指す言葉。

他のペンギンが恐る恐る後に続く中、この最初のペンギンは、海の中に何が潜んでいるのかも分からずに勇気を出して飛び込みます。
その行動によって群れは安全かどうかを判断し、結果として全体が新たな道を切り開いていくのです。

この精神は、現代のビジネスや人生のあらゆる場面にも応用できます。
つまり、新しい挑戦やリスクを恐れずに行動すること。
それが「ファーストペンギン精神」なのです。
リーダーシップやイノベーションの根底には、常にこうした勇気ある一歩が必要ですよね。

ヒロイン・白岡あさに見るファーストペンギン精神

そして、このファーストペンギン精神を体現した女性が、NHKの朝ドラ『あさが来た』のヒロイン、白岡あさ（波瑠）さんです。

物語は、幕末から明治時代にかけて実業家として活躍した広岡浅子がモデル。
あさの人生は、まさに「ファーストペンギン」そのもの。
彼女は、当時の日本で女性がビジネスの世界に踏み込むことが考えられていなかった時代に、自らの可能性を信じて数々の挑戦を行いました。

あさの挑戦と成功：女性の未来を切り開く勇敢な一歩

白岡あさが成し遂げたことは、銀行や生命保険会社の設立にとどまりません。
彼女は日本で最初の女子大学設立にも尽力し、多くの女性に新しい可能性と道を示しました。

あさが初めて海に飛び込む「ファーストペンギン」となったことで、後に続く多くの女性が勇気を持ち、自分の可能性に挑戦できるようになったのです。
彼女の行動は、まさに他の女性たちに「大丈夫、私たちもやれる！」というメッセージを届けました。

誰だってファーストペンギンになる時代

現代社会においても、私たちは毎日のように新しい挑戦やリスクに直面しています。
新しいプロジェクトを始める時、キャリアチェンジを考える時。
新しい趣味に挑戦する時。

私たちは心のどこかで
「失敗したらどうしよう」
「周りからどう見られるだろう」
と不安を感じることがあるでしょう。

ですが、ここで思い出してほしいのは、白岡あさのように最初の一歩を踏み出すことがどれほど大切かということです。

リスクを恐れず、一歩前に踏み出すこと。
あなた自身だけでなく、周りの人々にも良い影響を与えることができます。
成功のカギは、勇気を持って行動することにあります。

うまくやるよりも全力でやるだけ。

まとめ：あなたも今日からファーストペンギンに！

『あさが来た』のヒロイン、白岡あさの人生は、ファーストペンギン精神そのもの。
彼女は自分の可能性を信じ、リスクを恐れずに挑戦し続けた結果、多くの女性たちに道を示し、社会に変革をもたらしました。

私たちも日々の生活の中で、あさのように勇敢な一歩を踏み出すことができれば、自分の未来を切り開き、周りにも良い影響を与えることができるはずです。

特別な人が何かをなしえるものではありません。
平凡な自分がだいそれたことができるはずはないと思った段階で、あなたは非凡なんです。
そもそも凡人は自分が凡人だということはわからないものだから。

もし、凡人でいたいと思っていたらなおさら。
自分自身が非凡な才能を踏み付けている証拠です。

誰だってファーストペンギンになれる資質を持っている。
どんな小さな挑戦、最初の一歩を踏み出す勇気があればいい。
その行動があなたの未来を大きく変えるかもしれませんよ！