失って初めてわかる大切なものとその価値
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
誰しも、話をすると元気になる人と、逆に力が抜けてしまうような人と出会うことがあります。
もしあなたが「話すたびに何だかやる気がなくなる」と感じる相手に囲まれているなら、その状況はとてもつらいものです。
では、どうしてそんなことが起こるのでしょうか?
そして、どうやってその環境から脱出することができるのでしょうか?
まずは気づくことから
あなたが抱える問題の第一歩は、何にエネルギーが奪われているのかに気づくこと。
私たちは、意外と誰かの言葉に影響を受けやすいもの。
例えば、やる気を削ぐ人は無意識のうちに、あなたの情熱に冷や水をかけるような言葉を投げかけます。
それは、
「本当にできるの?」
「そんなこと、無理に決まってるよ」
「大丈夫?」
といった、信じてないようなあなたを否定的な意見や心配ばかり。
あなた自身がやる気をなくしてしまうのも無理はありません。
後は圧をかけてくる人もいらっしゃる。
例えば
「あなたのためよ」
「あなたのためを思って」
という、自分が正しく、あなたは間違っているという前提の言うなりにさせたい押し付けの言葉も、精神的に押さえつけるハラスメント。
言いながら、自分の考えを押し付けてくるので、とっても萎えますね。
否定から入る人の特徴
やる気を削ぐ人の多くは、あなたの話に対してまず
「難しい」
「問題がある」
「そうった内容だったら自分はやりませんから」
と指摘したり、煽ったりすることが多いです。
彼らの意図が悪いわけではなく、実際に心配している場合もあります。
ですが、それがあなたのモチベーションを奪うことには変わりありません。
たとえば、「それは面白いアイデアだね!」と言われるのと、「それは誰にでもできることじゃないよ」と言われるのでは、気持ちの受け取り方が全然違います。
前向きな意見をもらうときには、自然と心が軽くなり、新しい挑戦をしてみたいと思えます。
評論の人からエネルギーを守る
一方で、やる気を削ぐ人の中には、何かをはっきり「できない」とは言わず、ただ問題点を並べるだけの人もいます。
こういう人を「評論の人」と私は呼んでいます。
「評論の人」は、出た結果をとやかくいうだけ言って解決策は持ってません。
彼らは、決してあなたを攻撃しているわけではありません。
ですが、結果的にあなたのやる気や前向きな気持ちを奪ってしまうのです。
気がついたらやってみること
このような時、あなたにできることは何でしょうか?
それは、自分自身の感情に正直になることです。
もし誰かとの会話が、いつもあなたのエネルギーを消耗させるようなら、その人との距離感を少し見直してみることが大切。
ポジティブな人との時間を大切にする
それに対して、やる気を引き出してくれる人もいます。
彼らの会話は「YES」から始まります。
「難しいかもしれないけど、もしうまくいったらすごいね!」といった具合に、まずはポジティブな受け止め方をしてくれるのです。
そんな人との時間は、自然とあなたのエネルギーを充電してくれます。
もし「やる気を削ぐ人」と関わることが避けられない場合は、自分にとってポジティブな存在の人ともバランスを取ること。。
元気をくれる人との時間を増やすことで、あなたの心に余裕ができ、やる気を削がれることが少なくなるでしょう。
最後に
やる気を削ぐ人に囲まれていると感じるとき、その状況は確かに辛いもの。
ですが、それに気づき、自分を守る方法を少しずつ身につけていくことで、あなたのエネルギーを奪われずに過ごすことができるようになります。
そして、ポジティブな人との繋がりを大切にすること。
あなたのやる気はもっと引き出されるでしょう。
やる気を削ぐ人に囲まれた時の見極め方 ショート動画
https://youtube.com/shorts/2lsCNvDrBpw